アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。
7月8日(火曜日)は午後8時から1時間にわたって、「放射線のリスクを科学的に考える~反公害運動50年の歴史から」を放送します。
出演は産業技術総合研究所フェローの中西準子さん、聞き手はアゴラ研究所所長の池田信夫さんです。
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YouTubeの「言論アリーナチャンネル」でも放送後に公開します。
中西準子さんは、日本の公害研究、環境問題研究の第一人者です。横浜国大教授などを歴任し、50年の研究生活を経て、現在も産業総合研究所フェローとして活躍しています。
日本で初めて、環境を確立で分析するリスク研究を始めました。
著書「環境リスク学–不安の海の羅針盤」は多くの工学者、政策当局者にとってリスク分析の指針となっています。
その中西さんが現在関心を向けるのは福島第一原発事故の事故対応です。
「5ミリシーベルトまでの除染」「住民とステークホルダーのコミュニケーションの深化」などの提言を行い、関係者の関心を集めています。
中西さんの研究生活を振り返りながら、福島の未来、そして日本におけるリスク分析の未来を考えます。
「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所はこの「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。