最近、ステラという仮想通貨について取材や問い合わせがあったので、なんでだろうとおもっていたら、どうやら最近、この通貨を高額で売っている商法があることがわかった。
以前にもrippleの通貨(XRP)を高額で売る商法の存在はしっていた。セミナーを開いて、仮想通貨の専門家からしたらデタラメな説明をして、高額で通貨を販売する。
中年、高齢者がひっかかっているようだ。
rippleの場合、現在の価格は、1 XRP=0.5円程度だが、これを5円で売っている例があるときく。つまり10倍。
さきほどのステラの場合、現在の価格は、1 STR=0.28円。これを同じく、5円で売っている例を発見した。
ビットコインの場合、日本語でも価格情報がいきわたり、取引所でリアルタイムの価格が明示されているので、引っかかる人はすくない。しかし、まだrippleやステラーといった新しいものに関しては、市場価格が見えにくい。まだまだ Ethereumのイーサーに関しても、こういう詐欺につかわれるのではないかと危惧している。
仮想通貨は、ほとんどが市場で売買されているので、市場価格が存在する。ビットコインやライトコイン以外は英語のソースになるが、市場は存在して、値が付いている。
いちばんわかりやすく、わたしが常に参照しているのは、この価格一覧である。
古今東西、あらゆる仮想通貨の、市場価格、発行数、時価総額が一覧できる。これを参照すれば、おかしな価格かどうかはすぐにわかるだろう。
みなさんへ、ひとこと。
仮想通貨は市場価格で買いましょう。
追記 <ビットコインの内外価格差について>
かつて、ビットコインも日本国内のほうが高額に取引されていましたが、現在そのスプレッドは縮まっています。
たとえば、現在 海外市場では1BTC= 475 USD として、
475USD= 50,878円 くらいが目安です。
国内でもっとも取引量の多いBtc-Boxでは51,299円、etwingsでは5,1220円となっており、ほとんど海外で買うのと価格は差がありません。海外送金手数料や、ドルへの両替を考えれば、日本国内で買ったほうがいいでしょう。(大量の買いをのぞいて)
Btc-Box 仮想通貨取引所 https://www.btcbox.co.jp/
etwings ビットコイン/モナーコイン取引所 https://exchange.etwings.com/
※すべての価格は、記事執筆中のその時点で参照したものです。価格は変動しています。