恒例行事としてのボジョレーヌーヴォーを楽しむ

アゴラ編集部

先週の木曜日、11月20日は毎年恒例のボジョレーヌーヴォーの解禁日でした。バブル時代からこの日はワイン好きに限らず、あちこちで解禁イベントが開催されて盛り上がります。当方も都内で開かれた輸入元のお披露目会へ行ってきました。

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主宰者によれば「春は日照に恵まれ、夏の雨が葡萄樹に必要な水分をもたらし、晩秋はよく晴れて夜間は涼しく、素晴らしい品質の葡萄を収穫することができた」そうです。中には、ワイン通で知られる俳優、辰巳琢郎氏が14キュヴェ(異なった発酵槽、ロット)の中から5種類を選んでブレンディングしたものもあり、やはり他のものより独特で特徴的でした。

デフレの影響からか少子化で若い世代のアルコール離れのせいか、ボジョレーヌーヴォーといっても年々、話題になりにくくなっているのは確かでしょう。また毎年、ボジョレーヌーヴォーのできの善し悪しについては「100年に一度」という表現が多く、辟易している人も多いかもしれません。

とは言え、やはりイベント感もあり、価格も手ごろだし、フルーティで飲みやすく、テーブルワインにしても多種多様な料理に合う、という意味で、ボジョレーヌーヴォーは格別です。秋の収穫を祝う「祝祭的」な気分も味わえるボジョレーヌーヴォー。円安で業者も大変そうなんだが、こうした欧米由来の恒例行事が好きなのも日本人。気軽に楽しんでみてはどうでしょう。

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ボジョレーヌーヴォーの公式コンテスト「リヨン杯」で特賞に次ぐ金賞16本のうちの1本に選ばれた「キュヴェ TATAUMI」

IRORIO
テーブルの話題に花を添える、ボジョレ・ヌーボーの豆知識


Haruki Murakami: Racing to Checkpoint Charlie – my memories of the Berlin Wall
the guardian
東西冷戦の象徴、とよく言われるベルリンの壁が崩壊して25年が経ちます。いろんなイベントが開催されているんだが、小説家の村上春樹氏もベルリン市内でスピーチをしたそうです。「壁」は価値観を隔て他者を排除する「顕著な例」と表現し、香港で民主的選挙のために中国当局と対峙している民主化勢力を激励したらしい。この記事では、村上氏のスピーチを紹介しています。

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7 Sexiest Ways to Conceal Your Handgun
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Harvard developing Soft Exosuit:WXYZ-TV Detroit | Channel 7


アゴラ編集部:石田 雅彦