NHK無しテレビ解禁した方がNHKにとってもプラスでは!?

渡辺 龍太

こんにちは!フリーでネットからテレビまで、様々なニュースを制作をしている渡辺龍太です。(@wr_ryota ryota7947 アットマーク gmail.com)

ビートたけしさんが、NHKを見ない自由についてテレビ番組で語ったというニュースを目にし、非常に興味をそそられました。(参照:ビートたけしがNHKを見ない自由を語る


というのも、NHKに限らずテレビ全般に言えることですが、テレビで働くと自主規制が多くて、表現の自由が守られているとは到底思えない事があります。そして、そうなってしまった原因の一つとして、視聴者の「テレビを見ない自由」というのが確立されていないからではないかと常々思っていたからです。

民放についてはスポンサーの問題などもあるので別の機会に書いてみる事として、現在、NHKの受信料はテレビを持っているだけで、強制的に徴収されています。なので、テレビを持っているというだけで、NHKの放送が気に食わなければクレームを出す権利があると言えます。

そのため、「自分は見ない自由がなく状態でNHKを強制的に見せられているのだから、自分の嫌だと感じる表現はやめろ!」という視聴者がいれば、お金をもらっている以上、制作サイドとしても、そうった声が非常に少数だとしても一切無視する訳にもいかないはずです。

ですが、もしNHKを見る見ないが視聴者の選択制だったらどうでしょう。NHKの放送が気に食わないという視聴者は、NHKを見ないという選択が出来ます。それにより、NHKにお金を払っていないのだから、NHKの番組に対して自分の意見を取り入れる必要があると言う権利も失います。すると、制作サイドは今よりも自主規制から解放され、より自由な番組作りができるはずです。

というわけで、NHKの表現の自由を守るためにも、NHKが見れないテレビはあった方がいいのではと思います。もちろん、受信料収入的観点からは、全く逆が好ましいのでしょうが・・・。

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渡辺龍太:著書に「朝日新聞」もう一つの読み方 [単行本(ソフトカバー)]がある。NHKや民放で、海外向けの英語放送から国内向け放送まで、様々なニュース番組の制作に関わる。現在、それらに加え、ネットニュース、書籍、有名タレントのメルマガやブログの企画プロデュースなどを行い、商業メディアのマーケティングや売り上げと日々格闘している。

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