今日は花粉にご注意を

アゴラ編集部

早いもので今年も花粉が舞飛ぶ季節が到来しました。到来、というと春の訪れを歓迎しているように読めるかもしれませんが、花粉症に悩んでいる人にとっては恨めしい季節です。当方は幸運なことにまだ花粉症にはかかっていませんが、友人の多くがマスクと花粉除けメガネなどをかけて目をウルウルさせたりしています。


花粉症は、花粉を吸い込むことで起きるアレルギー性の炎症のことです。くしゃみや鼻水、鼻炎や結膜炎などが症状で、ひどい場合は喘息になり、これは花粉症とは別に花粉喘息などといいます。とくに季節的な発症が多いので、季節性鼻炎などともいい、欧米では枯草熱(こそうねつ)とよばれています。

この原因は植物の花粉です。空気中をただよう風媒花粉で、主なものは春のスギ、ヒノキ、シラカンバなど。春以外もアレルギーを引き起こす花粉が飛び、春から秋にかけてはカモガヤやホソムギなどがあり、秋にはブタクサやヨモギなどの花粉が原因になることが多いのです。

この中でもとりわけ、春のスギ花粉が強力な因子で、毎年2月上旬くらいから花粉が飛び始め、4月上旬にかけて長期間、飛散し続けます。スギの花は春の季語にもなっていて「花粉症」も「杉の花」の一部として俳諧の季語です。最近では秋のブタクサの花粉が原因となる花粉症も多くみられ、第二次世界大戦後、北米原産の帰化植物として日本各地に広がっていったブタクサも、ひょっとしたらやがて秋の季語になるのかもしれません。

日本気象協会は、生活気象情報の一つとして花粉の飛散度を発表しています。また、とうきょう花粉ネットには首都圏の花粉情報があります。気象協会によれば、今日3月4日は関東以南で花粉が盛大に飛ぶようです。花粉症のみなさま、お大事に。
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ロケットニュース24
【注意喚起】3月4日の花粉飛散状況がマジでヤバすぎる! 都内全域がほぼ真っ赤の状態に


完璧ではない審判と上手く付き合う方法。~相手も人間、反発よりも……~
Number Web
北京五輪の野球で審判の判定に猛抗議した星野仙一氏の事例から先日のサッカーアジア杯で審判へ批判的な言葉を吐いた本田圭佑選手、さらに行事の判定をくつがえして撮り直しをさせた勝負審判を批判した大相撲の白鷗など、スポーツにおける判定について書いている記事です。競技スポーツに審判は欠かせませんが、フィギュアスケートのように「演技」や「表現力」などの項目が加味される場合、審判の「主観」をどう排除するのか、客観性をどう担保するのか、なかなか悩ましいところでしょう。また、この記事にあるように、選手の人種や民族などが審判の判定に影響を与えている、という意見も多い。ただ、そうしたハンディキャップを乗り越え、さらに高いレベルのプレーを見せる、というところにもまたスポーツ観戦の魅力があるのかもしれません。

ISIS war on Twitter: Jihadists urged to kill founder, employees
RT
いわゆる「イスラム国(IS)」が、エヴァン・ウィリアムズ氏らと一緒に今のTwitter社を設立したジャック・ドーシー氏への攻撃を指示した、という記事です。Twtterは、IS系のアカウントを封鎖しているので、それに対する報復のようです。ISはTwitterをはじめとするSNSを活用して「戦士」のリクルートを行っています。
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狙撃スコープの照準のターゲットにされたドーシー氏。

ラーメン二郎系アメリカ店が大人気 海外ジロリアンが行列「ニンニク モアモア!!!」の衝撃
もぐもぐニュース
米国のボストンにラーメン二郎的なラーメン店ができ、現地で人気、という記事です。「ニンニクマシマシ」は「ニンニクモアモア」という「二郎語」が飛び交っているらしい。しかし、二郎系のラーメン、あれを食べることができるのは若いうちだけですね。当方はもうちょっと無理目です。
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アゴラのある上野にも「二郎系」が。こちらは「ラーメン麺徳 東上野店」。

Is life getting worse for women in Erdogan’s Turkey?
BBC NEWS
トルコ国民による直接選挙で大統領に選ばれたエルドアン氏ですが、その強権的な政治手法、絶対君主のように君臨する姿勢などから次第に反発が高まっているようです。エルドアン政権は、イスラム系の言論機関に対して幹部などを検挙するなど政治的な圧力を強めている。表題の記事では、トルコの女性たちがエルドアン政権による女性権利の弾圧に対して反エルドアンのキャンペーンを展開中、と書いています。原因は、20歳の女子大生が2月11日、レイプ後に殺害された事件。こうした女性への性的暴力などが横行するようになった、と主張しているようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦