人生の節目のひとつ、結婚。生涯独身を貫く方もあれば、2回以上の結婚歴をもつ方々もいらっしゃり千差万別ですよね。離婚率が約50%と言われるアメリカでは、複数回にわたって結婚するケースも決して少なくはないでしょう。
では、複数の結婚歴をもつ割合が最も多い州は一体どこなのでしょうか?米国勢局の調査を元に、スレートが教えてくれます。
4大地域別でみると、予想外にも北東部が一番コンサバでした。特にニュージャージー州は、たったの16%で最低を記録。ドラマ”セックス・アンド・ザ・シティ”でお馴染みのニューヨーク州も17%と、ワシントンD.C.に並び下から2番目でした。
複数回に及ぶ結婚歴をもつ割合、全米マップはこちら。
(出所:Slate)
逆にどこよりも政治的に保守色が強い南部こそ、複数回の結婚歴を持つ方々が最も多かった。ビル・クリントン元大統領が知事を務めたアーカンソー州がトップを走り、35%に及んでいました。実に3人に1人が、少なくとも2回結婚していることになります。その他30%に乗せた州はオクラホマ州の34%をはじめ、アラバマ州やケンタッキー州、ミシシッピ州など南部が勢揃いしていました。また、ラスベガスを含むネバダ州も32%と高い。西部ではカリフォルニア州を除きアイダホ州、オレゴン州、ワイオミング州と30%の分水嶺を超えていました。そう、意外にも大都市を有する州では複数回に及ぶ結婚経験のある方の割合が低かったんですね。
(カバー写真:Leland Francisco/Flickr)
編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2015年3月15日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった安田氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。