『夢判断』(1900年)等で有名なオーストリアの精神科医、ジークムント・フロイト(1856年-1939年)は、夢ということに関する様々な言葉を残しています。
例えば、「夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である」とか、「夢の解釈は、無意識の活動を熟知する王道である」といった言があります。
私の場合、短時間で熟睡しているせいか殆ど夢を見ることのない(見ても記憶にない)人間ですが、過去において私にとって不思議に思う夢があります。
それは、父の命日の辺りに何時も親父が出てくる夢を見るということで、之はその日を意識した結果「REM睡眠」の中で故人を思い出し、夢を見たような形になっているのかもしれません。
実は此の一週間前、3月30日が親父の命日であったわけですが、やはりその周辺に夢を見またどういうわけか今回は、愛犬(愛娘)故ジャスミンまで御登場しておりました(笑)。
之は、潜在意識の中で父親やジャスミンを強く慕い会いたいといった気持ちがずっとあり、それが偶々夢として表れ出たとも言えなくもなく、フロイトの言う「無意識の活動」に当たるのかもしれません。
そういう意味では、上記の通り「夢は現実の投影であり」ましょう。しかし、(私は経験がありませんが)現実とは全くかけ離れたような夢を見る人も結構いるでしょうし、また「現実は夢の投影である」という意識について私にはよく分かりません。
何れにせよ私にとっては、ほぼ夢を見ない私が毎年なぜか親父の命日辺りで父の夢を見ること更には今年ジャスミンも御登場したことが不思議に思うところですが、皆様は此の夢と現実ということに関して如何に考えておられるでしょうか。
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