海自最大の護衛艦「いずも」はまさに「空母」だった

アゴラ編集部

当方も表題の記事の方と同じように、4月11日の土曜日にヘリ搭載護衛艦「いずも」の特別公開乗船会に行ってきました。当日は午前中が雨。乗船時間を数回に分ける主催側の配慮で、当方が行った午後12時過ぎには幸い、ほとんど雨は上がっていました。


JR横須賀駅からヴェルニー公園に出ると、すぐその巨体が目に飛び込んでくる。パンフレットの英文で「いずも」は「destroyer」つまり「駆逐艦」という表記。しかし遠方から眺める限り、それはまさしく「空母」だった。ちなみに、海上自衛隊では諸外国に与える印象のためか、護衛艦の英語表記はすべて「destroyer」に統一している。


ちょうど一年前、同じ横須賀の海上自衛隊で開かれた「護衛艦カレーナンバー1グランプリinよこすか」には、大変な数の来場者が押し寄せ、JR横須賀駅から京急横須賀中央駅付近まで長蛇の列が形成されたわけですが、今回は抽選ということもあり、分散させたこともあり、ほとんど混雑なくスムーズに乗船することができました。ただ、9000人の乗船枠に約4万人も応募があったそうで、一人で何枚も応募したケースがあったであろうとはいえ、競争率はわりと高かったようです。


艦橋やや後部の舷側にあるヘリ昇降用エレベーター。この大きな開口部から、陸上自衛隊の大型トラックや航空自衛隊のミサイルシステム車両なども搬入する。


とにかく格納庫は広い。甲板のすぐ下の階層になり、その下にガスタービン型の主導機などがあるようだ。ただ乗員に何階層になっているか質問したところ、それは答えられない、とのこと。約400名、大型トラック50台がこのスペースに収容可能だそうだ。


格納庫から航空甲板には、艦中央の大型エレベーターで昇降した。約70人が乗っても大丈夫。降りる際には、ウマの着ぐるみをきた乗員が愛嬌を振りまいていた。


哨戒ヘリSH-60Jを最大9機搭載可能とのことだったが、搭載能力については諸説あり、乗員に聞いてもはっきりとは答えてくれない。飛行甲板の表面は非常にザラザラしていてヤスリのようだった。肌を露出した人が転ぶと危ないだろう。これは単に滑り止め。耐熱仕様になっているそうだが、巷間言われているように垂直離着陸機のジェット噴射を想定したためだろうか。SH-60Jは順次、搭載量や武装などを改良した後継機のSH-60Kへ変えていく。


乗船会では、多数の海上自衛官が丁寧にアテンドしてくれた。自衛官と市民とはこのように定期的に交歓し、常に関係を密接にしておくべきだろう。キャップのY-AMFによれば、彼は横須賀弾薬整備補給所(Yokosuka Ammunition Maintenance and Supply Facility)所属かもしれない。

「いずも」についてはかつて当コーナーでも書きましたが、実際に乗船できるとは感慨深いものがあります。近くで見上げると、やはり大きい。スペックは表題記事にも書かれているのでそっちを読んでもらうとして、当方はアゴラ・チャンネルに動画もあげています。ぜひご覧ください。

4gamer
海上自衛隊史上最大の護衛艦「いずも」乗艦レポート


Is World War III coming soon?
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第一次世界大戦から20年と少しですぐに第二次世界大戦が起きました。その後、核兵器の時代に入り、世界規模の大戦争は起きていません。米国では、カール・ガラップスという宗教家が書いた『FINAL WARNING』がベストセラーになっているようです。こうした「予言」には、ノストラダムスとかファティマとかいろいろオカルトめいたものが多い。ネットを渉猟してもいろいろ出てきます。この本では「ヨハネの黙示録」から、7つのラッパが順番に吹き鳴らされるたびに人類は試練に遭遇する、と書かれ、今は第六のラッパが鳴る直前だそうです。黙示録によれば、第六のラッパが鳴るとユーフラテス川の岸辺ににつながれている四人の使いが解放され、人類の1/3が焼き払われる。中東の情勢を言ってるでしょうか。一種の「終末ビジネス」だと思います。

Chinese Nuclear Subs in the Indian Ocean
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インドにとって中国はチベットなどのヒマラヤ地域とインド洋をめぐり、長年の仇敵です。この小競り合いはインドが英国領だった頃、清朝との間にまでさかのぼる。米国や日本は、対中国戦略でインドと関係を深めています。一方の中国はインド洋を「海のシルクロード」化し、パキスタンと手を結んで中東やアフリカへクサビを打ち込もうとしていますが、いわゆる「イスラム国(IS)」が立ちふさがっています。インドと中国は1962年に「中印国境紛争」で戦争もしている。この紛争では中国が国境線を押し出し、インドが後退しました。最近では、中国海軍の原子力潜水艦がインド洋を跳梁跋扈しているらしい。中国原潜も技術力が向上し、インドにとって無視できない存在になっています。

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本好きには所有欲の強い人が多いようです。蔵書家、というやつですな。だから、紙の本を持っているのに、わざわざ同じ本の電子書籍を買ったりする。手軽に持ち運べるからです。自宅には紙の本を「積ん」どく。ただし、別に紙の本が売れてるわけじゃありません。電子書籍を購読する人間のほうが紙の本を買う傾向にある、というだけです。

僕がApple Watchを買わない3つの理由
MdN
当方も食指が動かない一人です。このコラムを読んで、自分の正しさを再認識しました。腕時計をしなくなってどれくらいたつだろうか。もうね、腕におかしな輪っかを巻き付けなきゃならない不自由さに戻りたいとは思いません。

Apple社のHPより。


アゴラ編集部:石田 雅彦