パーソナルコンサルティングで資産運用の相談を受けることがありますが、投資商品として何を活用すべきかは、個人差が大きく唯一の解答はありません。オーダーメイドで、「自分に合った資産運用の方法」を考えていくしかありません。
資産運用の選択は、資産金額、収入、家族構成、リスクに対する考え方、金融知識など様々な要因で決まってきますが、その中でも大きな決定要因になるのが、運用資産の規模とリスクに対する考え方です。
運用する資産規模が大きくなれば、投資金額の大きな商品に投資することができるようになり、投資の幅が広がります。また、リスクに対する考え方で重要なのは「レバレッジ」です。借入をして自己資金より大きな金額に投資したいか、それとも保有している資産の範囲で投資を留めておくか。借入を活用するかしないかも、投資対象を大きく変えることになるのです。
投資金額とレバレッジという2つの要素によって、「資産運用マトリックス」を作ってみると頭の中が整理できます。
まず、リスク許容度が大きい人はレバレッジをかけることが出来ますから、低金利で借入できる国内不動産が投資対象になります。資産が小さいならば、自己資金100万円以下で投資できる都心・中古・ワンルーム(B)を選択できますし、資産規模が大きくなれば、もう少し自己資金が必要な国内の一棟ものの不動産(A)が見えてきます。
レバレッジをかけたくないというのであれば、金融資産でインデックス運用によるグローバル分散投資(D)をする方法があります。投資信託を使えば1万円から分散投資をはじめることができ、積立で毎月資産を追加できます。年間100万円までならNISAを活用する手もあるでしょう。
資産金額が大きくなって、為替リスクを取れる人なら、海外不動産投資(C)も検討できます。資産がある程度無いと、投資先を分散できませんが、他の資産とも組み合わせることで、レバレッジをかけなくてもリスクと引き換えに大きなリターンを期待できます。
A~Dの4つの投資対象はどれか1つだけを選択する訳ではありません。資産規模やレバレッジの有無だけではなく他の要因も考慮して、4つをミックスしながら、自分に合った資産配分をカスタマイズしていけば良いのです。
資産デザイン研究所では、それぞれのカテゴリーに対応したセミナーを企画しています。現時点では次のようなセミナーを募集中です。
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