▲医療事故発生について病院長のコメント発表(千葉県がんセンター公式サイトより)
こんばんは、水野ゆうきです。
今日はクリスマスでしたが、朝から晩までまさに地元の皆さんの案件対応で市役所にて長時間打ち合わせをし、児童扶養手当等について調査・研究。
今日は我孫子市内は船戸から布佐まで市民のご相談を受けておりました。
たくさん車の運転をしました。
さて、夕方、千葉県がんセンターの驚くべき医療ミスが報道されました。
県内の30代女性の検体を別の患者のものと取り違え、本来実施する必要のない乳房全摘手術を行う医療事故が起きたと発表しました。
細胞の検査結果を50代の進行性の乳がん患者と取り違えたのが原因ということでして検体は診療科でホルマリン容器に入れ、患者名のラベルを張るなどした上で病理検査科に送られて組織の診断をされます。
一連の過程には医師や看護師、臨床検査技師らが関与しており、原因は確定していませんが、その間に取り違えたとみられています。
この経緯等についてはがんセンターは外部有識者を含む院内事故調査委員会を設置し、来月に初会合を開いて調査することとしています。
センターは、現段階でどの過程で間違いがあったか特定できておらず、院内事故調の結果を待ちたい、と説明しています。
今月18~22日に2人の患者や家族に経過を説明し謝罪し、補償などについても検討することになっています。
今回、問題視すべきは私も以前ブログにて書いたとおり、
http://ameblo.jp/yuukimizuno/entry-12051595852.html
千葉県がんセンターは、腹腔鏡手術を受けた患者11人が相次いで死亡する問題が昨年4月に発覚し、保険適用外の腹腔鏡手術を実施して診療報酬を不正請求していたことも明らかになり、行政処分を受けていました。
千葉県の第三者検証委員会は、センターについて「不都合な情報を表に出したくない意識の表れがあり、原因究明や再発防止に向けた取り組みを行わなかった」との報告書をまとめております。
千葉県センターは11例のうち8例を執刀した医師らを処分し、院内体質の改善を進めていたところで、こういったミスが発生したことは大問題で由々しき事態です。
今日、この件について県議の先輩ともお話ししましたが、もちろん県議会においても議論がでることは必須です。
水野 友貴 千葉県議会議員(無所属、我孫子市選出)
http://mizunoyuuki.com/
編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2015年12月25日の記事を転載しました(タイトル改稿)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。