※注意
この記事は、人によって刺激が強い画像があります。 具体的には13枚目の画像からです。
更に、特に刺激が強いを思わる3枚にはモザイクをしてあります。 画像をクリックすると、モザイクのない画像が出てきます。
成人式の前夜に、好奇心旺盛なメンバー4人で「珍味」を食べてきました。
もちろん、新成人はひとりもいません。
珍味の宝庫(株)サン・フーズ、その道では豊橋の有名店(たぶん)
キャビア、フォアグラ、トリフ、ダチョウ、ワニ、ニシキヘビ、カンガルー、サソリ
熊肉、猪肉、鹿肉、鴨肉、青海亀、ラム肉、きじ、うずら肉
そのサンフーズさんが経営する、となりのアジアン居酒屋「善」
入ります(ガラガラガラ)
中は、親戚のおばちゃんちに迷い込んでしまったのではないか、というくらいにアットホームな雰囲気。 常連らしき他のお客さまがいらっしゃったので、今回は室内の撮影を控えました。
だから写真はありませんが、最大8名くらいが座れそうな大きいテーブルがひとつ(もちろん相席)と、壁向かいのカウンター席が3つほど。 グループで行くときは、事前に連絡をしておいた方がよさそうです。
※注意: 刺激的な画像まであと10枚です。
そして、メニュー。
100円~200円ゾーン
鶏を含めた、小動物や串焼きが中心です。
300円~400円ゾーンが、最もインパクトが強かったので、それは後にして、裏面へ。
500円~600円ゾーン
大動物の肉が中心です。
※注意: 刺激的な画像まであと5枚です。
1000円台と飲み物
ニシキヘビステーキ、がひときわ異彩を放っていますが、それ以外は今をときめくジビエの鍋など、まあまあオーソドックス。 フードの生物多様性に比べたら、飲み物はとてもシンプルです。
メニューを見る限り、普通の飲み方もできるお店なので、常連さんらしき人がいらっしゃったのも、とてもよくわかりました。
さあ、そしていよいよお楽しみの300円~400円ゾーン!
(うわぁ)
節足動物がたくさんいます。
結論から言うと、このあたりはだいたい食べました。 というより、ほとんどこのあたりだけ。 できる幹事が事前に店主に伝えてくれていたため、メニューといっしょに、おすすめメモもいただき、そちらも全て注文しました(メモの写真撮り忘れた、残念)。
それにしてもメニューにかわいい動物のイラストが満載なのですが、
全然、中和されてないのがすごい。
「生物」が、「なまもの」なのか、「いきもの」なのか悩みました。
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さあ、いよいよフードの登場!
バンブーワームとバッタ
結論からいうと、このバンブーワームが一番おいしかった(節足動物の中で)。 「フライドポテトみたい」と言い出しっぺの女子が行ってました。 バッタは、
足を取って食べてね。 お腹こわすかもしれないから。
と早々におばちゃんから不安を煽るアトラクションなセリフが飛び出しました。 こちらはカラッとしていて、甲殻類的でした。
続いて、カイコの蛹&ゲンゴロウ
カイコは、以前に東京六本木の中華料理屋で食べたものより比較優位でおいしかった。 カラッと具合は、先ほど食べたバンブーワームとバッタの間くらい。 バッタと同じくゲンゴロウも、
翅(はね)を取ってね。 外翅も内翅も。
というアドバイスをいただく。 振り返ってみると、ゲンゴロウがいちばん「もう今回だけでいい」という味でした。 ちょっと水草っぽい味がする。 さすが昆虫界の潜水名人!
脚や翅を取るので、当然こういうことになります
(クリックでモザイクが消えるよ)
ところでみなさん、ポケモンの歌、151匹言えるかな?ってご存じですか? あの中で僕の好きなフレーズがあります。 それが、「二ドラン(オス)!ニドラン(メス)!」 さあ、それと同じテンションで叫びましょう。
サソリ(大)!サソリ(小)!
(うわぁ…もしかして私のサソリ大き過ぎ…)
サソリ(大)は、手のひらサイズあります。 僕のモンスターボールにおさまりません。 (大)を頼んだことを少し後悔しましたが、ちゃんとひとりでまるごと1匹食べました。 みなさんが気になるであろう毒については、
毒も蛋白質なので、揚げてあるから大丈夫
とおばちゃん。 サソリも以前に東京で食べましたが、種類が違うようです。 あのときは、もっと小さく華奢で、色も砂漠っぽい色をしていた気がします。
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いよいよ脊椎動物!
トゥッケイというヤモリ(爬虫類)らしいです。
手で割いて食べてね
と店主。 「わたしやるねー」と、言い出しっぺが女子力を発揮!
(アッ…(声にならない声)
まさかの一刀両断。 え、そこは手足からじゃないんですか??
頭部からおしりにかけて、真っ直ぐな白いものがあったのですが、あれは消化管でしょうか。 ここまで来るとだいぶ感覚がおかしくなっており、「あーすごい、鶏みたい、うん、普通だー」と、みな安心して食べていました。
トマト! 正解!
きゅうり! 正解!
アリのタマゴ! 大正解!!
食感を楽しむ系で、味はほぼなし。 蟻酸という言葉がありますが、タマゴは酸っぱくありませんでした。
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メニューにはコガネ虫って書いてありますが、今調べたらコガネ虫≒カナブンでした。 どおりでカナブンに似てると思った(てへぺろ)。
味は水臭くないゲンゴロウ。 これももういいです。
■
揚げ物ばかりだったので、お腹を中和したく最後においしそうなものを注文しました。
馬肉のユッケ
あー、うまい。しあわせ。ビールが進む。
ふと、顔を下にやると僕のお皿が惨殺現場のようになっていました。
(ギャァァァーーー!!!)
■
最後にいくつかの雑感を。
その1.昆虫を一度に食べるのはやめよう
それぞれの味がどうとか言う前に、調理方法が全部同じ揚げ物なので、終盤、僕の胃がちょっと困っていました。 みんな一匹食べて、「もういいです」というので、節足動物の半分は僕が食べていたということもあり。 出されたものは残せないタイプです、えぇ…
その2.ゆっくり注文しよう
揚げたてはおいしい!(まだ)。 でも、冷めると… 最初にメモをいただき、「じゃ、これ全部!」と注文したので、食べるより早いペースでどんどん出てきてしまいました。 ちょっとずつ注文しましょう。
その3.お腹はこわさなかった
このブログを書いている時点で、ほぼ丸2日が経っていますが、特にお腹をこわしたり、体調を崩したりとかはありません。 特別におならが臭くなった、とかもありません。
その4.おばちゃんがチャーミング
メニューとは裏腹に、おばちゃんがとても良い人。 人当たりも良い。 それは、事前にメモを用意してくれていたことからもわかるでしょう。 次々と常連が普通に飲みに来るのもわかる。 僕もまた飲みに行きたいと思いました。 次は節足動物でない、肉を攻めてみたいと思います。
おばちゃんの写真がないので、せめて室内に飾ってあった似顔絵を。
えっ、あれっっ???
コータロー先生!!
– 絵描きがいるまち、豊橋 – オレたちの日常はイカしてんだぜ! – 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/150222.html
では!
<お店情報>
株式会社 サン・フーズ あじあん居酒屋 善
– 豊橋市小池町字安海戸54番地の1– 0532-46-5771– 営業時間 PM 17:00~AM 10:00
豊橋駅から歩いて行くのはしんどい距離です。
豊橋鉄道渥美線に乗り換えて、140円3分の小池駅で下車。 そこから徒歩5分ほど。
もしいっしょに行きたい人、声かけていただければ、タイミング合えば!
愛知豊橋・長坂なおと のblog より
プロフィール
長坂尚登|1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職(無所属)フェイスブックページ