大相撲も、千秋楽に向けて盛り上がっていますね―。
琴奨菊の出だしからの猛突進で、三横綱を破っていくシーンなんてかなり迫力ありました。
白鵬との一戦なんて、手に汗握る感じでした。そして、取り組みのあとの白鵬の悔しい表情もまた印象深いなぁ。ただ押してばかりかといえば日馬富士の試合の最後の突き落としなんて「やるなぁ」って感じ。
ただね、なんだかテレビも新聞も
「10年ぶりの日本出身力士の優勝へ」
って連呼しているのが気になってしかたがないのです。
なんかさ、ナショナリズム煽ってる?くらいの勢いで。
強い!琴奨菊、初優勝へ
みたいな見出しで普通に良くない?
もちろん、10年前の栃東以来日本出身力士の優勝がないのはわかるし、そこへの待望が在るのも理解できるけれど。(2012年には日本国籍へ帰化した旭天鵬関が優勝していますが)けれどなんだか「日本人優勝待望」っていえば言うほど、なにか排他性を感じるし、例えば日本に住む外国の人々はどう感じるだろうかって。
Twitterでも検索してみると、ほら。
これはNHKも悪いんだけど「10年ぶりの日本出身力士優勝」という言葉を担ぎすぎなんだよ。なんかおかしい話になってる。もうそんな事言ってる時代じゃないんだよ。どうして「琴奨菊の初優勝」という話題を中心に据えてこの場所を語れない連中が多いんだか、その辺は違和感というか腹が立つよ
琴奨菊強いなー。
でも、日本人力士10年ぶりの、
ってのがやたら注目されてるけど、その前に
琴奨菊の初優勝(だよね?)を
もっと注目すべき
なのではないか?なんか違和感あるんだよなー、
10年ぶり、10年ぶり、って
そればっかり…#琴奨菊 #大相撲
この10年間相撲界を支え盛り上げてきたのは間違いなく白鵬をはじめモンゴル出身力士なのに、今日の琴奨菊戦での白鵬へのアウェー感半端ない。強いか弱いかってだけでみんな力士じゃん。アナウンサーは日本人力士優勝の可能性を闇に光が差してきたと表現。なんかもう何なのこの違和感。 #sumo
僕がまだ子供の頃、貴乃花とか若乃花と、曙が活躍していた時の話ね。
祖母が、曙や武蔵丸が勝ったりしていると「憎たらしいねぇ」と言っていたのを思い出す。戦前生まれの世代だから仕方ないのかもしれない。けれど、出身が違うだけで憎まれるとか、あるいは求められるってなんなんだろうなぁって。
そういう感情が生まれるのは理解できても、それを発信してしまうメディアってどうよって。
ニュースみて、思った話でした。
秋元祥治
NPO法人G-net代表理事・滋賀大学客員准教授・OKa-Bizセンター長
ではでは。
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