「マイナス金利」時代の、銀行の選び方。

先ほど、僕は決めました。

預金の大半をメガバンク(グリーン)から、地元の信用金庫に移します。

本日、地元プロバスケチーム・フェニックスの試合がありました。 開幕戦以来の豊橋開催です。

嵐のような大雨。

会場の体育館に向かう道路では、あまりに雨風が強すぎて、視界絶不調で、超安全運転をしました。

駐車場に停められない。
800台停められるはずなのに、いっぱい。 駐車場を2周しました。 なんとか入れ違いで出る車を見つけ、運良く停められました。

雨の玄関に立ち、迎え入れるスタッフ。
大雨の中、スタッフが玄関先まで出て、挨拶を。 しかも3人も。 「フェニックスやるな・・」、そう思いました。

今振り返れば、今日はいつもと何かが違いました。

そして会場へ・・・

ひ、ひとがいっぱいいる!!

反対側も!!

立ち見まで!!

ときを遡ること10月3日、こちらが開幕戦の様子です。

そして、こちらが今日。

わーい!!!

僕の興奮は、比較画像までつくる勢いです。

この気持ちの高まりは、

彼女たちにも負けない。

しかし、いったいなぜ・・・

などと、とぼけたりしません。

入り口から、察しはついてました。

豊橋信用金庫

特設受付まで

通称、とよしん

本日の、冠スポンサーさまです。

そして、集客力だけじゃない。

ボランティアスタッフ(?)の職員もこの数。

最近、とよしんに入ったペッパーくんまで!

そう、僕を入り口で迎え入れてくださったのは、フェニックスのスタッフではなく、とよしんの職員だったのです。

僕は感動、そして、興奮しました。
そして、僕は決めました。

よし、預金をとよしんに移そう

ちょうどそんな折り、ふらふらしている好々爺を見つけたので、伝えました。

理事長、ぼく、預金の大半をとよしんに移します! 

理事長、よろこんでくれました。

ちなみに、会場が最も湧いたのは、

勝った瞬間ではなく、

本日の入場者は、四千○○人です!


と、アナウンスが流れた瞬間でした。

さて、日本銀行の「マイナス金利」を受け、今、預金の金利はここまで下がりました。

0.001%ということは、1年1万円預けて、0.1円です。

10万円で1円、100万円で10円。

こんな金利なら、もう他の要因で決めたらいいじゃない。

僕は、地元プロスポーツチームへの熱い協力が決め手となりましたが、こんな取り組みをしている金融機関もあります。

鹿児島相互信用金庫が、鹿児島県長島町と連携して実施するUターン対応の「ぶり奨学金」。

こちらは、この制度の立役者自身のブログ記事。

制度の詳細や、思いを知りたい方は是非ご一読を。
地元で、預けているお金をこんな使い方してくれる金融機関があれば、ぼくも預金したくなります。

そうでなくても、全国の信用金庫はその預金を、地域のために運用することが法律で義務付けられています。

信用金庫は1951年(昭和26年)6月に制定された信用金庫法にもとづく会員の出資による営利を目的としない協同組織の地域金融機関である。 営業地域は一定の地域に限定されている。 中小企業ならびに個人のための専門金融機関。

大企業や営業地域外の企業・個人には融資ができないという制限があるが、これは「地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与する」という信用金庫の目的のためである。
 – https://ja.wikipedia.org/wiki/信用金庫

例えば、地元の豊橋信用金庫(とよしん)の営業地域は次の通りです。

営業地域
 豊橋市、田原市、豊川市、新城市、岡崎市、蒲郡市、豊田市(旧稲武町域のみ)
 北設楽郡設楽町・東栄町・豊根村
 静岡県湖西市、浜松市
  (店舗設置地区は太字表記)
 – https://ja.wikipedia.org/wiki/豊橋信用金庫

僕らがとよしんに預けるお金は、東京はおろか、名古屋にすら流出せず、地元で運用されるのです。

みなさん、「マイナス金利」のこの機会に、新しく預金先を考え直してみてはいかがでしょう?

では!


追記: こんな記事見つけました。

信金、金利上げるってよ。

ではでは!


愛知豊橋・長坂なおと のblog より

プロフィール
長坂尚登|1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職(無所属)フェイスブックページ