政治家に自分の「想い」を届ける簡単な方法

こんにちは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
待機児童のブログへの反響が大きかったことからか、ここ最近は多くの同じような内容のお問い合わせをいただきました。


それは、

「政治に想いは届けたい!でも、ロビー活動やデモをするほどの時間はない…」
「なにか一人でも、少しでも政治家や政治の世界に想いを伝える方法はないか?!」

というものです。
とても誠実で、素直な意見だと思います。特に子育て世代は以前にも記載したように、政治活動をする時間などなかなか作れないもの。

そこで私が勧めているのは何よりも、

「自分の選挙区の政治家に文句を言うこと」

です。これが一番、効率的で確率の高い方法になります。

何しろ選挙区内であるかぎり、どんな人でも「有権者」なわけですから、政治家としてはないがしろにするわけにはいきません。

もちろん、まったく意見の違う政治家には想いは届かないかもしれませんが、どんな自治体であれ

・区市町村議会議員
・都道府県議会議員
・衆議院議員
・参議院議員
・首長

と5つのレイヤーの政治家が別個に存在しているので、皆さんが訴えたい政治課題に興味関心を持ってくれる政治家と出会える確率は、しらみつぶしに当たっていけばそれなりに高いのではないかと思います。

そして思いを伝える方法としては、

直談判>直筆の手紙>電話>FAX>メール・SNS

の順番で重みが違います。本当に。
これは単純な理屈で、「どれだけ連絡手段にコストをかけたか」です。

メールやSNSでの連絡は誰もが手軽にできる反面、受けとる議員サイドにも「その程度の気持ちなんだな」と捉えられかねません。
怒られるかもしれませんが、裏返しの現実としてはやはりそうなんです。

その点、地元にある事務所に押しかけて訴えかけたり、手書きの手紙をしたためて送るような行為に対しては、政治家もかなり身構えて取り組みます。

国会議員の選挙が小選挙区制度であったり、地方議員が地元から選出されることには、それなりの理由があるのです。

地元誘導の政治ばかりされても困りますが、その土地に住む人々は「有権者」として地元の政治家に対して、大手を振って影響力を行使することができます

もちろん、ネットで見かけた私のような政治家に対してメッセージを下さることも無意味ではありません。私自身大変励みになりますし、できる範囲で返信をしてアドバイスをすることもできます。

しかしやはり、みなさんが一番力を発揮できるのは「選挙区内」
ぜひとも待機児童・子育て支援に対する不満や想い、改善策などを地元の政治家の元にも直接・間接に届けていただきたいなと思います。

簡潔になりますが、連日の本会議でなかなか時間が取れず、本日はこんなところで…。
それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

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