総理に会える!?議員事務所インターンシップ【後編】 --- 小林 史明

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岩屋:おっしゃるとおりです。それから、中央政治大学院では、全国の40の都府県で地方政治大学を開催しています。各県連が中央から我々を講師を呼んだりします。その地方政治大学院について各県連に、「ぜひそこに学生枠を設けてください」とお願いしていますので、地方の学生さんにはこちらに参加していただいて勉強していただくこともできます。

小林:いいですね。最近は政界もいろいろゴタゴタしていたせいか、「議員の心得として勉強してほしい」的なコメントもあるようですね(笑)。
ところで実は私、広島の政治大学院の1期生なんですよ。
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岩屋:本当ですか――このように、ちゃんと議員なった立派な卒業生います。

小林:あの頃は結構「いろいろ」ありましたが――大地元の国会議員や県会議員のお話をたくさん伺い、大変充実していました。夏には党本部に連れてきてくださったり。

岩屋:そういういろんなチャンネルで知り合った学生さんには、自民党から情報をお送りして、来られそうな方たちとは年に1回ぐらい、党本部で懇親会や勉強会をやったりして、だんだん輪を広げたいと思います。今年5月には、青年局と学生部のコラボで、東京での全国大会も企画中です。地方議員の方の研修会と併せる形で、学生さんたちには有意義で質の高い研修を受けていただけると期待しています。費用も出ます。

岩屋:ちゃんと幹事長と約束しましたか?
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牧原:もちろん。大事なことだといってお願いをして、通りました(笑)。そういう地域を超えた交流と国との交流、皆さんの協力も得て充実したものにしたいですね。

岩屋:そうですね。現高校3年生はもう全員有権者。新3年生も、夏の参議院までに誕生日を迎える人はみんな有権者でしょう? だから今まで以上に学生さんにも政治を自分たちに身近なものとして理解していただくことが、日本の政治をよくするためには必須です。その新有権者の皆さんが自民党を応援する、しないというのはまた別の話ですね。18歳・19歳が加われば、200万を超える有権者が増えることになります。その若い人が投票すれば、やっぱり政治は変わっていくと思いますね。

小林:18歳・19歳で約240万人の方いらっしゃる。若年層ということでは、(投票率の低い)20代と併せると、死票は800万とも言われています。若い世代の投票がもっと力を持てば、変わってきますよね。

ここで付言しますが、地方の政治大学院は社会人の方も全然参加できます。というより、学生「枠」をつくるということですから、今までどちらかというと社会人がメインでした。広島ではお勤めの方や経営者の方などたくさんいらっしゃって、人脈づくりの場にもなりますし、楽しく活気のあるいい取り組みだと思います。

岩屋:必ずしも政治家になる必要はありませんが、この学生部長さんを好例として、地方政治大学院からは、地方議員や国会議員も多く輩出されています。まずは一度、インターンかその地方政治大学院に参加をしてみてはいかがでしょう。

小林:絶対若い人におすすめです。「3年後ぐらいの未来が見える」というのは、政治だけでなくビジネスにおいても強味だと思います。情報や体験をもとに、そうした力を培うことができるわけです。
最後に、両先生からメッセージをいただけますか?
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牧原:自民党のインターンシップは、限られた時間を縫って参加しても、絶対一生後悔しないものにするべく最大限独立します。ぜひどしどしご応募ください。

岩屋:私は世の中で真に平等なものは、実は参政権しかないと思っています。内閣総理大臣・安倍晋三氏も、学生さんも、みんなそれぞれ1票しか持っていません。棄権するなどもったいない話です。政治を学び、身近に感じ、せっかく与えられた1票を正しく行使することが大事です。インターンシップとか、中央政治大学院など、自民党ではさまざまなプログラムご提供いたしますので、ぜひ積極的に活用していただきたいと思います。

小林:お忙しい中お越しいただいて、ありがとうございました。我々は常に広く窓口を広げて、皆さんの参加をお待ちすると同時に、こちらからもどんどん、「リアルユースプロジェクト」として、学校や街頭にも出かけていますので、ご要望があれば、ぜひお声がけをいただきたいと思います。

岩屋:「まなびと」というプログラムもありますので、党本部も提供しますし。講師をぜひ派遣してくれと言えば、ご要望に応じます。

小林:ぜひ呼んでください。
それでは、またよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

岩屋:どうもありがとうございました。

牧原:ありがとうございました。(拍手)

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衆議院議員 小林史明


編集部より:この記事は、衆議院議員・小林史明氏(自由民主党、広島7区選出)のオフィシャルブログ 2016年2月26日の記事を転載させていただきました(アゴラ編集部で改題)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。