独身市長に結婚を求めた女性市議発言にショック

水野 ゆうき

こんばんは、水野友貴です。

昨日で一般質問がすべて終わり、明日からは予算委員会が始まります。
千葉テレビですべて生中継されます。私はおそらく夕方の登場です。

私の2月29日の一般質問の質疑内容は
http://www.gikai.pref.chiba.lg.jp/
から簡単に視聴することができます。

議員名からではなく、会派名で探す場合は「我孫子無所属の会」です。

明日は千葉県の自殺対策について通告をしております。

その質疑内容も随時、ブログはじめSNS等で
発信をしていきます。

今回の私の傍聴に来てくださった大半の感想は
「女性があまりに少なくて驚いた」
「若い世代が少なくて驚いた」
「結構みんな真剣に聞いていて、予想以上にヤジっていた」(笑)
などでしたが、政策等含め、人権侵害的な要素がないヤジについてはまったくもって問題視していませんが、報道にて地方議会における大変残念な内容の発言があったことを知り、私もショックを受けました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160301-00000566-san-pol

秋田県大館市議会の社民党の女性市議が独身の市長(男性)に対し、
「まだ結婚もしていない。子どももいない。これでは同じ土俵で議論できない。この任期4年間の間に結婚を。」と発言。

懲罰特別委員会を設置し、同委員会は「市長のプライバシーを傷つけた発言で適切ではない」と結論づけて市議会が本会議で社民党女性市議に戒告の懲罰を科した、というもの。

私も独身でして、独身ではあるものの、結婚は個人の自由ですし、もし、私がこういったことを議会で言われたら、大変ショックを受けるでしょうし、もし男性議員が私にこのようなことを言ったとしたら大問題になると思いました。

女性政治家は独身やシングルマザーも多いですし。

以前、ハフィントンポストでも寄稿したように、
※「子どもの貧困による国益の損失~結婚・出産編~」
http://www.huffingtonpost.jp/yuki-mizuno/single-family-poor_b_9259910.html
結婚したくてもできない層がいることも事実です。
結婚はしていなくてもお子さんを育てている方もいるでしょうし、社民党のしかも女性議員がこういった発言をしたことに非常に残念だと感じました。

千葉県議会では男性議員が95名中84名おりますが、単独過半数を得ている自民党(千葉県議会自民党は女性ゼロですが、この議論はまた別の機会にします)の男性議員から一切そのようなことは言われたことがなく、むしろ一部の男性議員はフォローしてくれることもあります。

結婚していなくても、子供がいなくても今回発言を受けた市長は有権者から選ばれているわけですから、それも折込み済みでの市長ですよね。

議会における本会議や委員会においてプライバシー侵害となりえる発言はあらゆる人を傷つけます。


水野 友貴  千葉県議会議員(無所属、我孫子市選出)
http://mizunoyuuki.com/


編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年3月2日の記事を転載しました(タイトル改稿)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。