関係者ではない方はご存じないかと思いますが、トヨタグループの若手社員が中心となって活動している「トヨタマネジメント研究会」という有志の会があります。自己啓発と会社の発展に貢献することを目的に業務時間外をやりくりし活動されています。
今回、同会の発行する会報誌の取材を受けました。大テーマは『そういう自分はどうなんだ?:トヨタマネジメントを「自分ごと化」してみる』。ドキッとするような言葉ですね。私の方からは、未来から逆算し明確なビジョンを打ち立てる「目的と目標」について話をさせていただきました。
世界一のマネジメントとも言われているトヨタ。徹底された教育制度があるにもかかわらず、立場を越えて同志が問題意識をぶつけ合ったり、更なる成長を志し、熱心に活動する姿にトヨタの強さの秘訣を垣間見た気がします。この「若い力」が原動力になっているのだと改めて感心しました。
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年3月10日の記事を転載させていただきました(写真は写真ACより、アゴラ編集部)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。
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