西洋医学と東洋医学、どちらを信じたら良いのか?

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年末から腰痛が続いていたものの、日常生活に影響しない程度になったので、自然治癒させようとあまり真面目に向き合っていませんでした。今月に入って、やはりきちんと体のチェックをした方が良いと思い直し、いくつかのクリニックや整体に通っています。

西洋医学のペインクリニックに行くと、患部の痛みを和らげる注射をしたり、鎮痛成分の入ったひんやりする湿布を処方してもらいました。確かに、湿布薬を貼ると体の痛みが軽減されます。注射も打った直後は腰が軽くなりましたが、翌日になるとその効果は、あまり感じられませんでした。同時に、MRIで検査することを薦められ、予約をして調べてもらうことになりました。

一方で、友人に紹介してもらった青山にある整体は、マッサージをしながら、体を柔らかくして歪みを取るという方法で治療をしてもらえるところです。ペインクリニックで注射してもらったと言うと「痛みは体からのSOSシグナルだから、無理に痛みを取るのは逆効果」と言われました。

体を温めて筋肉の緊張をほぐし、曲がった体を少しずつ修正していくのが根本治療につながるという意見です。そのためには、湿布で冷やしてはいけないし、外出した後はお風呂にゆっくりつかって、暖かくして寝るのが良いとアドバイスされました。

西洋医学と東洋医学では、言われることが正反対。どちらを信じたら良いのか、本当に悩んでしまいました。

取り敢えず、MRIの結果が出るまでは、東洋医学の意見を取り入れ、注射や湿布を使うのはやめて、とにかく体を温めて、筋肉の緊張しにくい生活を心がけるようにしています。

医学の進歩が急激に進んでいるようですが、腰痛のような昔からあって今でも原因がわからない病気というのも、未だにたくさん存在します。体は冷やすのか、温めるのか。痛みは軽減すべきなのか、徹底的に向き合うべきなのか。そんな根本的なところでも定説がないということです。

薬を飲めば、ピタッと治るというような魔法の方法はないようですから、時間をかけて自分の体との付き合い方を変えていくしか無いと思っています。同様の症状で悩んでいる方。良い情報があれば教えてください。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年4月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。