猪瀬前知事「スイートルーム必要ない」@AbemaTV

音喜多 駿

こんにちは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
先日話題のインターネットTV局「AbemaTV」からお声がけいただき、
こちらの番組に出演させていただきました。

「生出演ですが、SkypeかFaceTimeでお願いします

ということで、ここにもネット×TVの意気込みが感じられます。

実際に出演した画面はこんな感じだったようです。
大きく取り上げていただいて感謝!

私からは、

「議会答弁を拒否され、情報開示請求をしたら黒塗りの書類が出たのは前代未聞」
「『トップが二流のホテルの泊まりますか?』と言うが、ロンドン市長は節約している」

など、従来からの主張を改めてお伝えさせていただきました。

スタジオにはあの猪瀬前知事もいらっしゃたので、
ある意味で別の緊張感があったのですが、

「知事がスイートルームなんて必要ない。私は使わなかった」
「人数が多くても邪魔なだけ。もっと効率よく絞るべき」
「情報開示請求は、舛添知事がその気になればできること」

と舌鋒鋭く切り込んでいらっしゃいました。
猪瀬知事時代の出張についての精査はしていないものの、
上記の主張はどれもまさにその通りだと思います。

最後に猪瀬さんからは、

「おときたくん、追求する側の都議会の出張も公開しなきゃダメだぞ!」

と釘を刺されましたけど(苦笑)。
確かに都議会議員たちも8月~9月に、リオ五輪への大規模視察が予定されています。

これについてわが会派は熟慮の末、
議員の派遣を見合わせたところではありますが、
発生した経費の精査は厳しく行っていきたいと思います。

参考:
第15回リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック視察不参加について
http://your-party-tokyo.jp/activity/togikai/607/

「議会でこうした事態に対して、抗議はできないんですか?」

とみのさんに聞かれましたが、
私ひとりだけの力では物事は動かせないのは事実。
ですが議会・都民の力で、徐々に舛添知事も行動を見せつつあります。

われわれ議会からの追及と厳しい世論の声を受けて、
舛添知事は「海外出張経費検討会」を立ち上げました。

ただご覧のとおり、構成メンバーはすべて都庁職員で、
外部からの目が入らないので、どこまで身内に厳しい結論が出るかは不透明です…
6月までに一定の結論が出るとのことですので、注視していきたいと思います。

それにしても、これをきっかけに初めてAbemaTVを見ましたが、
これは本当に未来のメディアですね…!

ほとんどテレビと変わらないクオリティで、チャンネル数も多々。
右左のスワイプで一瞬でチャンネル変更ができて、
その場でTweetしてネットと融合できる。

全部、テレビ×ネットに求めていた未来の姿じゃないか…!

通信料の問題さえ解決すれば、
瞬く間に既存メディアになり代わるポテンシャルを秘めているのではないでしょうか。
こうした技術とメディアの進歩にも、若手政治家として注目していきたいとところです。

引き続き、舛添都政とは是々非々の姿勢で厳しく対峙してまいります。
それでは、また明日。

【舛添知事・都市外交に関する過去記事はこちらから】
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