東京都議会議員(大田区選出)のやながせ裕文です。
本日、知事会見終了後、知事室に「辞職を求める」書面を提出してきました。知事は対応せず、秘書対応。
内容は以下のとおり。
舛添知事の辞職を求める
政治資金疑惑への釈明会見を聞いて
東京維新の会代表 やながせ裕文
聞き苦しい言い訳であった。
「家族旅行の費用」を「政治的な会議」を行ったからといって、その金額を「会議費」として政治資金から支出するなどとは、到底理解できるものではない。
相手、人数、時間も提示することができない会議をもって、会議費を支出することが妥当と考えた、などとは、とってつけた言い訳としかいえない。
このような会見で都民からの理解がえられることはない。
今回の問題は、公私混同を意図的に行ってきたことの証左であり、トップリーダーとしての資質に問題があるといわざるをえない。
これまでの、高額な海外出張費用、公用車の私的利用なども、舛添知事による「公私混同」の延長としておきた事態と理解せざるをえない。
舛添知事の「税金」「公金」に対する感覚は、都民感覚とかけ離れたものであり、都民からの都政不信を決定的にするものである。
いま、東京は、2020大会を前にして大切な時期を迎えている。大会費用の膨張を抑え、国や組織委員会との厳しい交渉に臨み、それでも膨らむであろう費用への理解を都民に求めていく。この事業には、強力なリーダーシップと都民からの信頼が必要不可欠である。
舛添知事が、この困難な事業を完遂することは不可能だと判断する。
都政が混乱し、停滞をする前に、自ら辞職を決断することを求める。
以上
他の会派の対応はよくわかりませんが、様子見といったところでしょう。
一人会派という立場ですが、どういった道のりがベストか、さまざまな手段を検証していきたいと思います。
編集部より:この記事は、東京都議会議員・柳ヶ瀬裕文氏のオフィシャルブログ 2016年5月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、やながせ裕文オフィシャルブログ「日々是決戦」をご覧ください。