5月27日より6月定例千葉県議会が開会しました。
今議会に上程された議案は条例案等の一部改正15議案、その他、契約の変更5件、財産の処分1件、専決処分の承認1件の計22件。また専決処分の報告1件です。
今回の議案では民生委員の定数変更(72人増加)や
→我孫子市は1名増
→3年に一度見直し(市町村からの要望)
千葉県立栄特別支援学校の新設(小中高)等が
入っております。
また、アクアラインマラソンでは1万7千人の総定員に対し、一般枠で3万1千人を超える応募があったとのこと。今回はアスリートランナー枠や外国人ランナー枠などの特別枠があります。
私の支援者の皆さんが千葉県内の市議の盟友たちも出場されるとのことで、応援したいです。
議会が始まりましたので、土日の地元公務以外は千葉県庁にほぼベタでおりますが、我孫子市内にてお見かけの際はお気軽にお声をかけてくださいね
午後はちば中学生県議会が開催され、会派の代表は議場の執行部席にて中学生の皆さんの勇気づけられる一般質問を聞きました。
「ちば中学生県議会」とは千葉県内で選ばれた中学生が実際に議員の疑似体験をする機会で、議員として一般質問を行い、千葉県行政側が我々県議会議員に答弁するのと同じように中学生議員に答弁をし、政治参画の一環として取り入れられています。
※我孫子市議会でも行っています。
千葉県内の中学校の中から190名の中学生が選ばれ、なおかつ一般質問者10名の中で「我孫子市立湖北中学校」の3年生の清水くんが千葉県議会議場にて立派に質問をいたしました。
清水くんは
1.千葉県の液状化対策について
2.千葉県の人口減少地域の対策について
の2問を質問をしました。
当局の答弁として
1については液状化等被害住宅再建支援制度の説明や被災者生活再建支援制度(国)に対して延長を強く要望するなど県の具体的な取り組みを紹介。(※3.11による液状化被害→我孫子市635棟、県全体1万8700棟)
2については清水君自身が我孫子市自体が東西に人口差があることや少子高齢化を例に挙げ、交通の便の解消や東京湾をつなぐ橋の設置などを提案しました。
千葉県側は鉄道に関しては特急の増便をJRに働きかけることや高速バスの試験運転の開始等で多額の費用がかかることではなく、既存のもので交通の便を良くしていく努力をしていくと答弁。実に頼もしかったです。
また私が個人的に気になったのが鎌ヶ谷市立第四中学校の女子生徒の「情報モラル教育の推進」について。
ネット社会によってスマホが普及し、ネットいじめが横行するようになり、プライバシー侵害や肖像権などが問題になっています。
実はこの問題は市議会から私も取り上げてきた内容であり、SNS(ホームページ、ブログ、Facebook、Twitter、等)で個人攻撃をしたり、あることないこと(むしろ事実無根のこと)などを羅列するようなことが多く見受けられ、それらを大人である社会人がやっていることが非常に多く、むしろ大人の方がネットに関してモラルというものが著しく欠如しているように感じ、そういう人間が人の上に立つような職業についているとネットを多用する子どもたちに悪影響であることは間違いありません。
千葉県ではネットパトロールを行い、不適切な書き込み等を削除するような施策をとっておりますが、ネットを駆使する私としては非常に由々しき事象として引き続き取り上げていく予定です。
ことさら政治の世界では、イメージだけで噂を立てられたり、ほとんど話したこともないような政治家から嘘やデマを流されたりということが日常茶飯事で大変不愉快に思いますし、そもそも表では「男女平等」などと言っているような政治家がむしろ、女性議員を排除するような言動をし、流布していることも目の当たりにするようになり、政界のガラパゴス化は思った以上に深刻です。
男は男らしく、女は女らしく、ということを言う政治家も多くおりますが、女らしく振舞えば、すぐに「女を武器にしている」と言われ、女らしく振舞わないと「もっと女らしくしろ」と言われ、政治の世界で「女性」という性別でなおかつ「若い」ということがいかようにも政治的に利用されてしまいます。
実はこの内容は1か月前に記事にしていました。
Yahoo!ニュース等にも配信され、反響を呼んだ記事の一つ。今更ながら、ご紹介したいと思います。
「<女性政治家つぶしの技術>捏造スキャンダルや悪質な噂による情報操作の手口 」
ただ、この世界に入った以上、
どんなに悔しいことがあっても、
どんなに腹立たしいことがあっても
どんなにひどい手法で陥れられても、
どんなに具体的な事実もないイメージの噂を立てられようと、
絶対に憂鬱な顔は表では見せないと心に決めています。
私はそんなことに惑わされない政治家の皆さんと、そして市民、県民の皆さんとともに地域を前に進めていくだけです。
結局、人を悪く言えば、必ず政治の世界は本人の耳にそれが入るわけで、そういう政局や具体的説明もなく人を悪く言う人が信用を勝ち取れるなんてことはありえず、必ず自分に返ってきます。
そういう政治家とは極力関わらないようにするのみです。
久々の辛口な水野節でした。
編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年5月28日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。