こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
「せっかくの18歳選挙権スタートなのに、盛り上がってない!」
「このままじゃヤバイ!!」
という危機感から、出版記念にかこつけて急きょ企画した
「はじめて選挙に行く君へ」
https://www.facebook.com/events/256014748108071/
急な告知かつ、花金の夜という若者にとって色んな意味で過酷な時間帯にも関わらず、30名近い若い人たちが集まってくれて、会場はほぼ満員御礼!
●選挙って、どうして行かなきゃいけないの?
●投票用紙って、2枚渡されるのは知ってる?
●投票先はどうやって選べばいいの?
という3つのテーマを軸にお話させていただきまして、会場からの質疑応答も含めてかなり盛り上がったんじゃないかと思います!
登壇者の18歳~20歳の若者たちも、これで選挙に興味津々?!
これをきっかけに、一人でも多くの人に投票所に足を運んでいただければ幸いです。
ついでに本もたくさん売れると(以下略)
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さて、そんな会場からの質疑応答で飛び出した一つで、
「選挙に行かないと若者が損するというのはわかりました。
でも各政党の政策を見ると、そもそも若者向けの政策が少ない気がして…」
というものがありました。
ふむふむ、確かにその通りでした。前回までは。
そう、今回の各政党の公約を見ると、若者向けの政策が以前より充実しているんです。
少なくとも、目立つところに書いてあるなど、工夫がされています。
(画像は自民党HP公約より。若者が独立項目に!)
「被選挙権年齢」の引き下げを各党が一斉に公約に掲載してきたり、まさに若年層を直撃する「給付型奨学金の設立」にもほぼすべての政党が言及したり、あるいはスマホによるネット投票を掲げているところもあります。
このあたりは、こちらの記事に詳しいです↓
公約比較 “ワカモノのミカタ”政党はどこか #BLOGOS
http://blogos.com/outline/180285/
これは各政党や政治家たちの、18歳選挙権スタートによる
若年層への期待、あるいは警戒の現れです。
どれだけのボリュームが増えるかは未知数ですが、
10代の投票率は20代より高くなると見込まれています。
彼らに向けた政策を打ち出しておかないと、この新しい票田が取れない!
そして18歳選挙権スタートに引きづられて、20代・30代の投票率も上がるかもしれない?!
ということで、各政党はこぞって若年層向けの政策を増やしています。
さてこれで、10代を始めとする若年層の投票率が、
格段に高くなったとしたらどうでしょうか。
「これは、約束したことを守らなきゃヤバイ!」
「若者は投票に来るから、次回以降も若年層向けの公約をつくらないと」
こうした意識が、各政党や政治家に強く働くことは間違いありません。
逆に、投票率がいつもと変わらない、あるいは下がったとしたら?
「やっぱり18歳選挙権が始まったって、若者は選挙に来ないな」
「今まで通り、高齢者向けの政策や公約を打ち出しておけばOKだ」
こんな風に受け取られ、せっかく各政党が公約に掲げた政策も実現されることなく、
次回の選挙からはまた若年層向けの政策は「脇役」に追いやられてしまうかもしれません。
こうした意味で今回の選挙は(いやいつもなんだけど)、
若者たちの将来を占う極めて重要なものになることは間違いないでしょう。
というわけで、結論はやっぱりコレ。
選挙に行きましょう!!
行ってくれーーー(魂の叫び)
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なお、各所でご好評いただいております拙著「ギャル男でもわかる政治の話」ですが、
おかげさまで発売2週間で3刷(2回目の増刷)が決定しました!
本当にありがとうございます。
7月1日からは全国のファミリーマートでも展開されておりますので、
ぜひお近くのファミマにお立ち寄りの際は手に取って見て下さいませ。
…最寄り駅(十条駅)のファミマにはなかったけど! ※全店舗にあるわけではない
書店やコンビニで遭遇できない方は、ぜひAmazonにてご購入を。
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そして続く7月20日には、
社会起業家の駒崎弘樹さんとのトークイベントも予定されております。
残席も少なくなってきました。こちらも合わせて参加の検討をいただければ幸いです。
結局、社会って変えられるんですか? 駒崎弘樹×おときた駿トークイベント
https://www.facebook.com/events/1076829932372016/
投票日まで残り9日間。
全力でまずは参院選を盛り上げていきます!
それでは、また明日。
おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 32歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。