特設された託児所には30名のお子様が集まり、イベント中も何度となくお子様関連のアナウンスが流れるその様子は、さながら遊園地のよう。プログラムは前半にISAK代表理事・小林りんさんとの対談、後半はライフネット生命経営陣による近況報告とQ&Aという構成で、あっという間に3時間が過ぎ去りました。
対談では、軽井沢にインターナショナルスクールを開校し、文科省の教育再生実行会議の委員も務める小林さんとともに、キャリア論、グローバル社会に対応する教育のあり方、テクノロジーが進化する中で教育がどのように変わるか、そして金融教育についてどう考えるかなどについて話し合いました。
創業時から「子育て世代を応援したい」という想いを持っている当社ですが、今回のイベントを通じてお子さんの教育については皆さん関心が高いことを改めて感じました。
アンケートで頂いた声を一部抜粋:
・子供の教育について不安なことが多かったのですがグローバルの視点に立った教育論のお話を聞けてとても参考になりました
・「子供にはあえて失敗させる」というコメントが参考になりました。実践してみたいと思います。
・子供への金融教育の視点が新しく、また聞いてみたいと思いました。
後半では6月からリニューアルした就業不能保険や、3月から開始した給付金のペーパーレス請求、その他ダイバーシティに関する取り組みなどを説明した後に、1時間近くQ&Aタイム。質問が止むことはなく、熱気に包まれる中、出口と私を中心として、生命保険の考え方、ライフネット生命の未来、そのほか多岐にわたる内容について討議をしました。
そして、今年も新卒採用を始めています。特設サイトがオープンしていますので、ぜひ開いてみてください。
会長の出口に言われるまで気がつかなかったのですが、二人で仕事を始めたのが2006年7月3日。つまり、昨日はちょうどライフネット生命立ち上げプロジェクトがはじまった10周年だったそうです。当時思い描いていた10年後のイメージには到底届いておらず、歯がゆい思いでいっぱいなのですが、見方によっては、何もなかった10年前、出口の頭の片隅に構想(妄想?) しかなかった時から比べると、随分と遠くまで来たものです。
今日から11年目ということで、気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。
改めまして、貴重な週末、イベントにお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
編集部より:このブログは岩瀬大輔氏の「生命保険 立ち上げ日誌」2016年7月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は岩瀬氏の公式ブログをご覧ください。