横浜市泉区にあるGS併設型ENEOS水素ステーションに視察に行きました。横浜市内では、着実に水素ステーション整備が行われています。泉区、旭区、中区、南区、都筑区、そして港北区では、綱島に開発予定のスマートシティー内に、設置が計画されています。
FCV(水素・燃料電池車)の台数が、現況少ないので、各ステーションは、独自に経営することは困難です。よって、ステーション整備費用、完成後の運営費用を補助する仕組みがあります。2015年度までに3大都市圏中心に100箇所を目標としてきましたが、目標に少し届きませんでした。
箇所数が少ないながら、利便性を向上するための工夫として、ITを使ったステーション情報の提供が行われています。MIRAIの車載ナビでは、Appsから「水素ステーションリスト」をインストールすれば、最寄の水素ステーションが3箇所表示され、充填できるかどうかの情報も表示されます。スマートフォンでも「Pocket MIRAI」というアプリをダウンロードすると全国のステーション情報、現況の稼動情報確認とステーションまでのナビ機能が使えます。また、水素残量、走行範囲、災害時での給電可能時間等、個別の車両情報も表示されます。アプリの内容は下記で確認して下さい。
FCVが街中を何のストレスも無くスムーズに走行できるためにやらなくてはならないことが、まだ残されています。水素エネルギー社会実現のためには、FCVも重要な要素です。計画的なステーション整備、車の低価格化と製造体制の確立など社会全体としての取り組みを進めていきます。
編集部より;この記事は衆議院議員、福田峰之氏(自由民主党神奈川県第8選挙区=横浜市青葉区・緑区=支部長、前内閣府大臣補佐官)のブログ 2016年7月6日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、ふくだ峰之の活動日記をご覧ください。