水野友貴です。
昨日は県庁に行く予定でしたが、関東の天候が不安定なため、地元を離れられず我孫子にて作業を行い、職員と電話でやり取りをしながら仕事をしております。
来月9月には議会が始まるため、議案の説明等がまたすぐ出てくるのですが、夏の期間は視察や事務作業で忙殺されているので、スケジュールをしっかりと管理をしながら悔いのない日々を過ごしたいと思います。
さて、一昨日から報道されていますが、文部科学省は国際化に対応するため、小学5、6年生の英語を正式な教科にし、年間授業時間を70にし、高校の科目は地理歴史や国語を中心に大幅に再編し、日本史と世界史を融合して近現代を中心に歴史を考察する新科目「歴史総合」を設けるというまとめを示しました。
これまで日本の教育はいわゆる講義型で教師の説明を聞いて黒板をノートに取るという暗記・詰め込み型の教育が基本でした。しかし、目まぐるしく変化するグローバル社会で自分たちが自分たちで意見を持ち、それをしっかりと発言する、という教育は手薄になっていました。
私も米国から日本に帰国した際、授業がつまらないな・・・と感じました。
ただし、私が通学していた中高一貫教育の学校は帰国子女が多く、イギリスのパブリックスクール形式で
文武両道を目指し、寮生活もあり、遠泳もあり、能力別クラスで厳しい教育環境で、自分でテーマを見つけ、担当教員とともに1年間かけて研究を行うというアクティブラーニングや自主性を重んじる学校でしたので、今の物怖じしない私が存在するんだと思います(笑)。
おそらく一番大変なのが、現場の教職員となると思います。
児童生徒がインプットだけでなくアウトプットする機会を作っていくことになるわけですが、その条件整備が急務になる上に教員のさらなる多忙化が懸念されます。
教育の方向転換に伴う現場の課題に対してもしっかりと議論することと環境整備が求まれます。
編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年8月2日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。