第6回FC岐阜とALSに出会う前の人生
今回は新卒編です。
新卒時代に学んだことはいっぱいあります。
・悩むより行動
・当事者意識〜ここは俺の店〜
・待ってても誰も助けてくれない
・仕事は苦しく楽しいもの
・目標達成の充実感は何事にも代え難い
とにかくがむしゃらに働いた時間でした。最初の仕事環境が、その後のビジネスライフを大きく左右します。私の場合は、こんな感じでした。
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2004年4月、私の社会人人生がスタートします。まず大阪本社での座学研修。同期はあえてベンチャー企業に飛び込んでくるやつらなので、気合いが入っています。私も負けじとアピール合戦に参戦、若かったなあと思います。
その後、配属店舗が4月末オープンの「JJCLUB100東大阪近鉄ハーツ店」に決まります。ベンチャーのオープンに手厚いフォロー体制はありません。自給自足のごとく、必要なものは自分たちで調達するしかありません。さらにオープンとゴールデンウイークが重なっていたこともあり、大変な状態でした。
24時間営業の3交代制なのですが、私は23時から翌朝8時までが主なシフトでした。しかし深夜に業者との折衝などの仕事は出来ないので、シフト後に店内のカラオケルームで仮眠をとり、日中にやるべき仕事をやり、近くの銭湯に行き次のシフトに備える。私自身も24時間営業でした。
こんな生活を誰に強要されることなく、好きこのんでやっていました。自分たちで考えて自分たちで実践していくことが、楽しくてたまりませんでした。この最初の働き方で、仕事に対してのスタンスが確立されます。
会社に何かを求めるのではなく、自分で切り開く方が、しんどくても楽しくて自分のためになります。何も与えられないスタートだったので、それが当たり前だと思えたことは非常にラッキーでした。サービス業を志して就職したわけですが、業種に関わらず必要な「あるべきビジネスマインド」を、最初の配属店で身につけることができたため、接客においてもどんどんチャレンジすることができました。
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私が入社した会社は、今で言う「ブラック企業」と感じる人もいたのかもしれません。しかし、少なくとも私は楽しかったし、一緒に楽しく仕事する仲間もいました。どんな環境でも、考え方1つでプラスにもマイナスにもなります。もったいないからプラスに考えましょう。
でも、こんな働き方が出来るのは若いうちだけですけどね(笑)
株式会社まんまる笑店
代表取締役社長 恩田聖敬
株式会社まんまる笑店 会社概要↓
https://ondasatoshi.com/company/
ブログ:創業への思い
http://blog.livedoor.jp/onda0510/archives/4335409.html
この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年8月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。