週末弾丸旅行で徳島に来ています。阿波踊り真っ盛りで街は盛り上がっていますが、実は18歳の時に来て以来、何と34年ぶり(!)です。
前回来た時は、まだみんな大学に入ったばかり。34年後の自分たちを想像することもない、無邪気な学生でした。それが、社会人になり、それぞれが世界で仕事をし、30年以上の歳月が流れ、また全員同じ場所に集まることができた。それだけでも、奇跡であり感謝しなければなりません。
大学生の時は、飛行機ではなく東京からフェリーに乗って徳島まで丸一日かけて行ったことを思い出します。徳島が実家の江川さんの自宅に友人たちと押しかけたのですが、長期間泊めてもらい、お父さん(写真真ん中)に大変お世話になりました。当時は50歳だったお父さんも80歳を超えられましたが、相変わらずお元気で、懐かしく再会できました。当時のことを覚えていてくれたのがうれしかったです。
断片的にしか記憶の無い34年前の阿波踊りでしたが、現地に行って人に会い、街を歩いていると過去の記憶が少しずつ甦ってきます。
徳島に到着した初日は、空港から午前中しかやっていないという阿波踊りグッズのお店に直行して、足袋、さらし、手ぬぐい、巾着といった小物を一式揃えました。ハッピは大学連事務局から送ってもらったものを着用。前回は浴衣で参加したと思いますが、今回の方が圧倒的に本格的です。
買い物が終わると、カレー研究家井上岳久さんが激賞していた、徳島にあるスリランカ料理のお店へ。東京のスリランカ料理店を圧倒的に凌駕する奥深いスパイスの味を堪能しました。そして市内を少し観光して、ホテルにチェックイン。あっという間に夕方です。
5時半から始まった阿波踊りですが、10時過ぎまで水分補給をしながら、何回か演舞場を練り歩きました。大学連ということで、現役の大学生と我々のような卒業生が200人以上参加。当日の練習しかできませんでしたが、とても楽しく踊ることができました。
やはり、阿波踊りは観るより踊った方が圧倒的に楽しいです。翌日の朝はふくらはぎが筋肉痛ですが、来年もまた踊る阿呆になりたい。そう思える思い出深い一日になりました。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年8月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。