蓮舫さんは台湾籍の離脱証明を出すことが急務では?

八幡 和郎

蓮舫さんが未成年でも国籍離脱できる可能性があることを主張されています。

建設的な反応と思いますが、それが可能なことより、いつ離脱したかの確かな証明を出されるほうが簡単だと思います。

未成年でもできるという反論をしているようです。真偽についてはいま調べているところですが、「20歳以上」という法令はネット住人が見つけてこられて問題提起したものです。法令には細則、例外規定、柔軟運用などいろいろあります。また、時期によって変更もされます。

その可能性も含めて、国籍離脱をいつしたのかという質問への回答と証明を夕刊フジからもアゴラからも求めてきました。

この法令の解釈はまたネットでさまざまな人がすることになるでしょうが、たとえ、法律的に出来る余地があったとしても、実際にやったかどうかは別です。

国籍喪失証明はすぐ出されるようですから、可能性の証明より、離脱時期の証明を出されれば疑義は晴れますし、二重国籍の大臣までいたというのは何も歓迎することでありませんから、証明の開示を期待しております。

しかし、ともかくも、蓮舫さんが出されている疑問に答えようという姿勢をなにがしかでも示されたことを心より歓迎します。

また、国籍選択に父親とともに言ったという蓮舫さんの主張ですが、週刊ポスト2016年7月8日号には母親が一緒に行ったと書いてあります。これまではそれが真実だと考えておりましたが、思い違いかも知れませんから真相はどうなのでしょうか。

蓮舫さんはお母さんと役所に出かけたはずだったのに

蓮舫さんは、父親と一緒に日本国籍選択宣言と中華民国離脱手続きに17歳のときに行ったと仰っています。土曜日には18歳だったのがまた話が変わったのですが,父親と行ったというのには疑問があります。

なぜなら、週刊ポスト2016年7月8日号に、母親が一緒に行ったと書いています。

あくまでもひとつの材料ですが、蓮舫さんがお父さんと行ったといわれても俄に信じられない理由ではあります。いずれにしても、いま大事なことは、ありえないわけでない可能性の指摘でなく、紙切れ一枚で済む、離脱日時の証明書なのです。以下は週刊ポストより。

台湾人の父親と日本人の母親の間に生まれた蓮舫氏は、18歳の時に日本に帰化している。この「帰化」をめぐっては、自民党の菅原一秀・衆院議員が“デマ”を流したとして大炎上したばかりである。

菅原氏は、蓮舫氏の都知事選出馬がまだ取り沙汰されていた17日に、「(蓮舫氏は)五輪に反対で、『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」 と発言。その後、「ネットで流れていた情報だった」と訂正している。前出の常連客はこう語る。 「ママは、帰化で泣いた話は全くの嘘って言ってましたよ。帰化した時はママが一緒に役所に行ったそうで、(どちらの国籍にするか)納得の上で決めたんだから悔しくて涙を流すわけがないと。 『泣くなんてそんなしおらしい姿、こっちが見たいくらいよ』って笑ってましたよ」

※画像は民進党代表選特設サイトの動画より引用(編集部)


編集部より:本日(9月7日)夕、蓮舫事務所の代表メール宛で、過去に台湾籍を離脱していた場合の証明書を提示するように依頼を出しました。蓮舫氏は記者会見で台湾当局に照会中としていますが、あさって(9日)14時を期限として依頼しております。合わせて、先日から申し上げているように、反論・説明があれば、この場にてご紹介したいと考えます。