資産運用に必要な知識は、この3冊で網羅できる

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先週末から書店にも並んでいる「60歳から毎月20万円入る術」ですが、お陰様で売行き好調のようです。今まで資産運用に関する30冊以上の書籍を制作しましたが、今までの書籍とどのような関係になるか、まとめておきたいと思います。

なぜなら、最近たくさんある書籍の中から「どれを読んだら良いですか?」と質問されることが増えてきたからです。

どの商品を使って資産運用を行うかによって、選択する書籍は変わってくると思います。だからまず運用対象を整理して頭に入れることが必要です。資産運用は大きく、図の右と左のように金融資産と実物資産に分かれます。

金融資産とは銀行や証券会社で買うことができる、株式、投資信託、債券といった商品です。こちらは昨年発売して10万部のベストセラーになった「初めての人ための資産運用ガイド」に詳しく解説されています。インデックス運用を主体とした「コツコツ投資」です。

もう1つの実物資産の代表が不動産です。定期的にインカム収入が期待できることから「チャリンチャリン投資」と名付けた投資方法です。国内外どちらも投資対象になりますが、円資産である国内不動産と外貨資産である海外不動産ではアプローチ方法がかなり違います。

海外不動産については幻冬舎から「究極の海外不動産投資」という書籍を出しています。海外不動産に関する書籍は、網羅的に解説した本がほとんどなく、定番とされている本です。先進国から新興国まで、海外不動産の基本的な考え方をまとめています。

そして国内不動産、その中でも都心・中古・ワンルームにフォーカスして作ったのが今回の新刊である「60歳から毎月20万円入る術」になります。自 分自身のワンルーム投資体験をベースに、中古ワンルーム販売会社の方にデータ提供などサポートをしてもらいました。さらに不動産コンサルタントの方や不動 産管理会社の書いたサイトも参考にしたり、引用させて頂き、投資初心者・未経験者が読んだだけで資産形成がはじめられる実践的な書籍になるよう努めまし た。

偶然ですが、3冊とも新書判で、電車の中などでもスラスラと読めるような作品です。もし、骨太の3つの本を集大成したような本が読みたいという方 は、「内藤忍の資産設計塾【第4版】」もございます。資産運用のすべてのエリアを網羅しています。新書を読んだけど、まだ物足りないという方はこちらもご 活用ください。

<参考図書>
「60歳から毎月20万円入る術」
「初めての人のための資産運用ガイド」
「究極の海外不動産投資」
「内藤忍の資産設計塾【第4版】」

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年9月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。