なぜマスコミは、ことの軽重を峻別して報道できないのでしょうか?村田蓮舫氏のケースは極悪、小野田紀美氏のケースは無実。同じ二重国籍でも両者は全く異なります。月とスッポン。後者について罪があるとすれば、国籍法や戸籍法に係る実務を取り仕切る法務省と、昨日軽々に国会答弁した安倍総理です。

誤解がないように最初に書いておくと、蓮舫と小野田氏とを月とスッポンと私が言う理由は、蓮舫の外国籍が台湾で小野田氏の外国籍が同盟国米国だからでは決してありません。もちろん前者が民進党で後者が自民党だからでもありません。そうではなくて、蓮舫は国籍法14条義務違反に噓を重ね、小野田氏は16条努力義務違反で正直に戸籍謄本を公開したからです。

国籍法の基本的構成については3日の衆院予算委で紹介した通り(パネル参照)であり、蓮舫と小野田氏の違いについても本日4日の衆院総務委で指摘した通りです。蓮舫が嘘つきだと私が確信した理由は、まさに小野田氏が即日戸籍謄本を公開したように、国籍選択の日付は本人の戸籍謄本を見れば一目瞭然だからです。

にもかかわらず蓮舫は自らが日本国籍を選択した日付を開示しません。これだけ同僚の民進議員に迷惑をかけ、私たち日本維新の会が再三、戸籍謄本の開示を求め、関連法案まで提出(めざせ100法案)しているにもかかわらず、です。蓮舫が国籍選択の日付を明言しない理由はただ一つ、国籍選択義務違反以外には考えられません。

蓮舫は未だに戸籍謄本を開示せず、「生まれた時から日本人」と白々しい嘘を重ね、“非難されるのは「悲しい」”とうそぶく。蓮舫は(少なくとも国会議員に立候補してからは)嘘に嘘を重ね、もう何も開示できなくなってしまったのです。開示すれば嘘つきの罪で辞任、開示しなくても嘘つきの罪で辞任です。

小野田氏も日本国籍を選択したのは昨年の10月、十年以上も違法状態にあったわけで、三十年以上違法状態にあった蓮舫と五十歩百歩とも言えます。それでも私が小野田氏は“無実”というのは、小野田氏が国籍選択したタイミングが蓮舫の二重国籍問題が発覚するはるか以前、国会議員を志す前だからです。

私たち日本維新の会は、国民一般に国会議員や国家公務員と同じレベルの遵法意識を求めてはいません。参院選に臨むにあたって日本国籍を選択した小野田氏は現行法に照らしても維新の二重国籍禁止法案に照らしても完全に合格、一方の蓮舫は完全にアウト、国会議員にあるまじき天下の大“嘘つき”なのです。

足立康史

足立康史 衆議院議員(日本維新の会)
1965年生まれ。日本維新の会・大阪府第9区支部長(茨木市、箕面市、池田市、豊能町、能勢町)、元・経済産業省大臣官房参事官、京大卒業後20年余り経産省に勤務し、欧州にも駐在。東日本大震災を機に政治を志し、生まれ育った地元大阪から国政へ。茨木市立中津小、東中、大阪府立茨木高校卒業。水球で国体・インターハイ出場。


編集部より:この記事は、衆議院議員・足立康史氏の公式ブログ 2016年10月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は足立氏のブログをご覧ください。