希望の塾は、普通の政治塾とは一味も二味も違いそうである。
とにかく応募者全員を対象にして塾を開講する予定のようだ。
目下のところ1000人の会場を手配しているが、更に大きな会場を手配することも検討しているようだ、というニュースが入ってきた。
今からそんな大きな会場の手配は出来ないだろう、いったいどんな形で講義をやるのかしら、と思うが、何とか成功して欲しい。
本当に世の中に役に立つ人材を育成するための塾であれば、どうしても20人、30人くらいの小さなグループを編成する必要があると思うので、塾生に同志的な結合を求めるのであれば、合宿ぐらいは考えた方がいい。
適当なセミナーハウスがあちこちにありそうな気がする。
費用は掛かるだろうが、人材育成のためには費用は惜しまない方がいい。
4000人を本当に教育するつもりだったら、出資者を募った方がいいだろう。
とかく人材に対する投資をけちりがちな日本だが、今だったらそれなりのスポンサーが現れても一向におかしくない。
米百俵の精神を思い起こさせればいい。いいことだと思えば、応援する人はそれなりに現れるはずである。
希望の塾に応募した4000人は、次の新たな4000人の先導役になる。
いや、本当に中身のあるいい塾だったら、4000人どころか8000人にも1万人にもなる。
夢は、出来るだけ大きく膨らませることである。
大きいことはいいことだ。
ドンキホーテのように、大きな目標に向けて、まっしぐらに駆けるのがいい。
希望の塾の設立に関わった人は、さぞかし今頃ワクワクされているだろうと思う。
そのワクワク感を、いつまでも失わないで欲しいものだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。