アメリカがくしゃみをしたら日本が肺炎になるのかも知れないのだから、日本人はもっとアメリカの政治に対する影響力を持てるように努力したらいい。
政権移行期にこそ人材が求められている。
私がアメリカの枢要な地位にいる人たちと特別のコネクションがあり、ネイティブの人たちよりも英語が堪能であれば、トランプ氏の政権移行チームのスタッフに加えてもらうべく運動するところである。
地殻変動が起きている時はすべてのことが変わるものだから、政治に関わるものとして今ほど面白くて、しかも遣り甲斐のある時はない。
ああ、自分に力があればなー、と思うが、どうも日本人の中にはそれだけの力がある人はいないようだ。
草でも養っておけばよかったかな、と思うが、日本はドメスティックな人ばかりで、こういう方面に知恵が回る人が殆どいない。
多分、中国はそれなりに人脈を築いているはずだし、トランプ氏の政権移行チームに何人かのスタッフを潜り込ませるのだと思う。
アメリカに留学中の方々には、アメリカの政権移行チームの動きをしっかり見届けていただきたいと願っている。
トランプ氏の政権移行チームは昨日発足したばかりである。
これからの2ヶ月余りの作業で日本がこれからどう対処していくべきかの道筋がほぼ決まってくるのだから、目を皿にしてアメリカの動きを観察してきて欲しい。
ある程度のことは日本にいても分かるが、アメリカにいなければ分からないことが多いことは間違いない。
よろしく。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年11月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。