昨日の小池政治塾で、ちょっと鎧が見えたようである。
小池さんは登壇しなかったが、ビデオメッセージで小池政治塾の参加者に檄を飛ばしたようだ。
衆議院選挙や来年の都議会議員選挙に挑戦しようとする人は申し出てもらいたい、応援する用意がある、という趣旨の話のようである。
昨日の小池政治塾には若い選挙プランナーの松田馨さんが登場して、選挙の基礎知識と、政治家を目指す人が確認すべき10のこと(選挙に出るための10か条)を述べたそうだから、小池政治塾がいよいよ選挙に向けて動き出したことが分かる。
このくらいのことをしないと小池政治塾は単なる教養講座になってしまうぞ、と思っていたから、結構なことだと思う。
小池政治塾は特定の選挙の候補者を募ったり、特定の候補者の選挙の応援をする組織ではないという趣旨のことがその募集要項に明記されているが、小池政治塾参加者の中から衆議院選挙や都議会議員選挙の候補者が誕生することはありそうだ。
小池政治塾は今月の18日まで塾生の追加募集をするそうだから、政治に関心がある方は応募されてみることだ。
何らかの道が開けるかも知れない。
まあ、何の道が開けなくても、それはその時のこと。
ちょっとしたチャンスでも、物に出来る人は物にするものである。
まあ、宝籤と同じようなものだ。
どんなに能書きを並べていても、宝籤は買わなければ当たらない。
選挙も同じである。
どんなに立派なことを述べていても、立候補しなければ当選はしない。
10年頑張るつもりで名乗りを上げることである。
10年頑張る覚悟があれば、大抵の人はそこそこの成果を挙げるものである。
もっとも、本当に10年頑張り続けることが出来る人がいるかどうかは何とも言えないが。
ちなみに、私は、衆議院選挙に当選するまでに8年かかっている。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年11月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。