カジノなしのIRならいいが、カジノ前提のIRには賛成できない

カジノ

GATAGより(編集部)

地域再生、都市再生の一つの手法としてのIRには関心があるが、賭博罪の適用対象からカジノを外すためのIRだったら、私はそんなものは要らない、という立場だ。

ギャンブルで都市再生・地域再生を目論んでいる大阪の人たちがカジノを合法化しようとしている人たちを見ると、なんだかなりふり構わないようでいじましいな、と思うのだが、まあ、私がそんなことを思っていても、国会で決まってしまえば仕方がない。

私は、そういう場所に近づかないだけのことである。

ギャンブルは人を狂わせるところがある。
まあ、覚せい剤と似たようなものだ。

一度ギャンブルで味をしめてしまうと、なかなかギャンブルの魔力から自由になれない。
人間の性みたいなものだから、自分ではどうしようもない。

君子、危うきに近寄らず。
私は君子ではないが、危ないものには近寄らないようにしている。

現職の国会議員の皆さんは、なんでそんなにカジノが好きなのだろうか。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年12月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。