FC岐阜社長退任から1年!当時はぬけがらでした、、今は⁉︎

 

早いもので、、、

2015年12月14日、私がFC岐阜の代表取締役社長を退いてから、1年経ちました。

1年前の私は、完全にぬけがらでした。

これから何をして生きよう?
そもそも、今の自分に何ができる?
でも、守られるだけは嫌だ
家に閉じこもるのも御免だ

堂々めぐりの中から抜け出せずにいました。

自分の武器は、どんな現場も自ら赴き、自分の目で確かめるフットワークの軽さと、現場を熟知していることに裏打ちされた、組織のマネジメントだと自覚していました。

ALSによる病状、動けない・喋れないは、私の武器を封じ込めるのに十分でした。既存の武器を無くし、どう戦うか?自分への信頼が揺らいでいました。

一方、12月14日は別の意味で特別な日です。

江戸の世に、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りをした日です。
何を隠そう、私は忠臣蔵マニアです。

本懐を遂げた大石内蔵助は、幕府から切腹を命じられ、以下のように辞世の句を詠むのです。

『あら楽や 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし』

この世に思い残すことは、何もない心持ちが良くわかります。

大石内蔵助と違い、私は切腹を命じられていません。社長は辞めましたが、思い残すことばかりです。そんな私には、人生でなすべきことがまだあるはず!、とモヤモヤ考えながら、1年前の12月14日床に入ったことを覚えています。

社長退任を境に、与えられた役割を果たしていく仕事から、自分のなすべき仕事を探す旅が始まりました。このブログのタイトル通りです。

会社を立ち上げ今に至ります。未だ目的地は見えませんが、ゆっくり進んではいます。道はつながっているので、いつか目的地に辿り着けると信じています。

大石内蔵助のように、やり残しなく死んでいく。それが目標。
簡単には死にませんけどね(笑)

 

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長
恩田聖敬
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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年12月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。