世界最大のブリの町が産官学連携で「ぶりさばき」の寄付講座を提供

鹿児島県長島町(町長:川添健)と東町漁業協同組合(組合長:長元信男)は、全国の学校などに「ぶりさばき」の寄付講座を提供することにしました。

本講座は、特に若年層の魚食離れが深刻化していることに危機感を覚え、また、魚食や漁業文化は日本の誇るべき文化であるとの認識から、世界最大の「ぶりの町」鹿児島県長島町が中心となり、全国の学校等に協力を求め、産官学連携で行うものです。

また、講座の実践をもとに、学校教育などにおける「ぶりさばき」の効果等を実証し、その重要性や必要性を提唱していきます。

寄付講座の実施においては、全国の学校等の求めにより、その内容を精査した上で、ぶりの提供や、講師を担当する職員・組合員などの派遣を行っていくとともに、必要に応じて、魚食文化に関する講座やフィールドワークなどについて、慶應義塾大学SFC研究所 社会イノベーション・ラボ(代表:玉村雅敏(総合政策学部教授))の助言のもとで、設計と実施を行います。

なお、同ラボと長島町は、これまでにも、地方創生の実践プログラム開発として、連携をして「ぶり奨学プログラム」等の研究開発を行ってきています。

寄付講座の第一弾として、大阪府池田市の協力のもと、スマイルファクトリーにおいて、以下のとおり「ぶりさばき」の寄付講座を提供しますので、御案内を申し上げます。 

1.日時:2017年1月20日(金)10時30分〜

2.場所:スマイルファクトリー

(大阪府池田市伏尾台2丁目11(旧伏尾台小学校北校舎)

3.出席者:鹿児島県長島町副町長  井上  貴至

東町漁業協同組合参事  山下  伸吾

            慶應義塾大学総合政策学部教授    玉村  雅敏

            NPO法人トイボックス代表理事・スマイルファクトリー校長

白井 智子

詳しくはこちら(慶応義塾大学ホームページ)をご覧ください。
「国・数・英・社・理・ブリ」を中学生の授業に定着させていきたいです。

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編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年12月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。