第1回科学技術イノベーション政策のための科学オープンフォーラム「エビデンスから考える未来社会への戦略とシナリオ 」が、平成29年1月24日(火)~25日(水)にイイノカンファレンスセンター にて開催されます。主催は、政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター・政策研究大学院大学・サイレックスセンターです。
限られた資源の中で科学技術イノベーションに対する期待に応えていくためには、客観的根拠(エビデンス)を踏まえる必要があるというのが、このフォーラムの基本的な考え方です。議員立法として臨時国会で成立し、12月14日に施行された「官民データ活用推進基本法」の目的規定に、データを使いエビデンスに基づいて政策決定を行うことを規定しました。
僕が副本部長を務める自民党行政改革本部から、僕が事務局長を務めるデータ活用法立法PTに対し、データに基づきエビデンスで政策決定を行う旨を法案に書き込むことは出来ないかとの提案があり、その旨をデータ活用法に入れたのです。これは、思い込みや、勘違いを防ぎ、客観的なデータに基づいて政策判断をすることに役立つことになります。
今回のフォーラムは正に「官民データ活用推進基本法」の趣旨と同様な内容の企画であり、多くの方々に理解してもらう良い機会と考えています。データに基づきエビデンスで政策を考えることによって関係者の議論の土台をつくり、省庁組織内でも、学術界でも、有権者からも、政策提案がしやすい環境が出来ることを望んでいます。それを、納税者の代表である政治家が判断材料として踏まえ、政策決定をしていくことになるのです。
新しい時代に入ろうとしています。今まで、データを横串が刺せず活用することが出来ないでいました。エビデンスをつくるにもその要素を解析できなければ、正しいものが出来ません。それが、今後は出来るようになってくるのです。
僕の基調講演は下記日程で行われます。
日時:平成29年1月24日(火)14時15分~14時45分(30分間)
場所:イイノカンファレンスセンター会場A
備考:入場料無料ですが、事前申し込みをしてください
編集部より;この記事は衆議院議員、福田峰之氏(前内閣府大臣補佐官)のブログ 2016年12月27日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、ふくだ峰之の活動日記をご覧ください。