自民党都議も民進党都議も崖から飛び降りるのなら今月中に

早川 忠孝

Facebook「東京都知事 小池百合子の活動レポート」より引用

まあ、皆さんがどういう選択をされてもいいのだが、崖から飛び降りるか飛び降りないか迷っておられるのだったら、今直ぐ飛び降りられることだ。

自民党都議団の新会派を作ったくらいではとても崖から飛び降りた、などとは誰も思わない。
リスクを覚悟して一歩前へ足を踏み出す勇気がある人だけが小池さんの同志だと認められ、小池さん応援が得られる人だろうと思う。

小池さんが本気で都議会議員選挙に臨むつもりでいることは、誰の目にも明らかである。
いつかは失速するはずだと期待している方々がそれなりにおられるはずだが、7月の都議会議員選挙まではそういうことはない。

7月の都議会議員選挙で小池さんのグループが過半数の議席を占められないようなことにでもなれば別だが、都議会議員の報酬削減が実現し、来年度の東京都の予算が成立すれば、小池さんの足元は相当強固になっている。

都議会のドンと言われてきた内田氏が引退を表明し、千代田区から誰も後継候補を擁立できないような状況になったら、まず自民党都議団は内部の結束を維持することは出来ない。

猪瀬さんは千代田区長選が終われば自民党の都議団は馬糞の川流れになる、と予言していたが、小池さんを選ぶのかこれまでどおり自民党の都議団を選ぶのか、と問われれば、大抵の人は困ってしまうはずだ。

迷いながらの戦いは、厳しい。

大方の自民党支持者は小池さんを選ぶだろうということを覚悟しておいた方がいい。
ポスターは貼ってくれるだろうし、集会にも参加してくれるだろうが、投票所に行って入れてくれるのは自分の一票だけ、ということも十分あり得る。

どうせ飛び降りるのなら、早い方がいい。

民進党の都議会議員の方々も同じようなものだ。
グズグズしていると都民ファーストの会の候補者が決まって行ってしまう。
候補者が決まった後で名乗りを上げてももう遅い、ということもある。

崖から飛び降りるのなら、今ですよ。
来月では、多分、遅過ぎますよ。

そう、申し上げておく。

もっとも、飛び降りたからと言って、必ずしも展望が開けるわけではないが。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年2月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。