うん、何が起きるか分からないぞ、という思いが日に日に強くなっている。
都議会議員選挙が終わったら、早々に内閣改造だろうと思っているが、野党の臨時国会召集要求にどう応えるかが安倍内閣として結構大きな課題としてのしかかってくるような気がしている。
加計学園の獣医学部の新設認可が下りるかどうかどうかも現時点で未だ不透明なようだが、世論の動向を踏まえるとどうも最終的には消極の結論になりそうな予感がしている。
いずれは安倍内閣は八方塞がりになりそうだな、ということになると、安倍さんは伝家の宝刀を抜きたくなるのではないか。臨時国会の召集が、反って衆議院の解散を呼び込むようなことにはなりはしないか。
多分、自民党も安倍さんもこれからどんどん追い込まれて行く。
国会が開かれないままだと、当分の間は知らぬ存ぜぬでやり過ごせるだろうが、国会が開会されてしまえば逃げるわけにはいかなくなる。
追い詰められると、人はトンデモナイことを考えるものである。
野党の選挙態勢の整わないうちに解散・総選挙をやろう。
小池新党が本格的に動き出さないうちに選挙に持っていこう。
安倍内閣は、かつてそういう手法を取って維新の飛躍の芽を殺いだことがある。
当時よりも安倍内閣の追い込まれ度はきつい。
普通の神経の人だったら、いたたまれなくなるはずだ。
何があってもおかしくない。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年6月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。