民進党の今井雅人衆議院議員が9日、今更ながら、蓮舫さんの二重国籍問題に関して、下記のようなツイートを連続で投稿し、フジテレビがそれを報じるなど話題になっている。
都議選の大敗を受けて、何をすべきか。課題は沢山あるが、まずは、蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ。この問題をうやむやにしてきたから、うちの党はピリッとしないのである。今でも多くの人から、あれはどうなんだと聞かれる。
— 今井 雅人 (@imai_masato) 2017年7月8日
だが、正直僕自身も蓮舫代表の二重国籍に関して真実がまったく分からないので説明のしようがない。仲間である我々ですら分からないのだから、一般の人は尚更だ。遅きに失した感があるのは勿論だがやらないよりはよっぽどまし。自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけないと思う。
— 今井 雅人 (@imai_masato) 2017年7月8日
それに対して、原口一博衆議院議員もツイッターでこのように応じた。
先の代表選挙直前にこの問題について疑義が複数の議員から出されました。当時、常任幹事会議長であった私は選挙管理委員長の本選挙が有効とする見解を是とするも選挙後に詳らかにするようにと言う条件付で決着をさせたと理解しています。どの国に生まれたかは本人にどうしようもないこと。しかし公人。 https://t.co/MugKchEWH4
— 原口 一博 (@kharaguchi) 2017年7月9日
ところが、原口さんに対して、「本件何が問題なんですか」とか「二重国籍で国会議員になっても法律上問題ない(二重国籍そのものが法律上問題なのだからそんなことありえず、止めさせられないと言うだけだが)」などとコメントをされている人がいたが、寝ぼけているのだろうか。
しかし、二重国籍の是非はともかくとしても、
①生まれてから現在に至るまでの国籍の異動について正確な情報を公開せずに政治家であることを許す国が世界中にあるとは思えない
②まして、政治家が国籍について嘘の情報を提供して許される国はない
③当該国の国籍法で許されない国籍のあり方である人を政治家であることを許す国はない(日本国の法律は二重国籍を許していません)
これに反論出来る方があるとは思えない。情緒的に自分が納得できないのは勝手だが、議論する場合には客観的に正しい知識を前提にされるべきかと思う。