ハウステンボスに来てみた。

ハウステンボス@佐世保。
ロボット、VR、ゲーム、プロジェクション、ドローン・・・いま見たいものが全部ギュッと詰まった場所だってんで、見学。ええ、ええ、おしごとですもの。

日本ドローン協会のジャパン・ドローン・チャンピオンシップが開催中。大変な熱気とすさまじいスピード競争でした。

ハウステンボでは障害物のある特設会場を一周するタイムトライアルに挑むドローンレーサーの体験コースも設けています。

超人スポーツ「HADO」のアトラクション3種に挑みました。リアルモンスターバトル、ダンジョンオブダークネス、サモナーバトル。商用化された超スポ。すばらしい。
超スポを商用化し、ビジネスにし、産業にしたい。そして世界の人に楽しんでもらいたい。

子どもでも吉田沙保里さんに勝てるスポーツを開発したい、という超スポの当初目標は、昨年のKMDフォーラム、慶應義塾大学のステージで、6歳児が吉田さんにHADOで挑み、勝利を収めた時点で結実しました。
ぼくはこの日、ボロクソに負けました。

ゲームミュージアム。パックマン、ソニック、トロたちが出迎えてくれます。
歴代の家庭用ゲーム機60種、ゲームソフトのアーカイブもあります。
http://www.huistenbosch.co.jp/event/game/gamemuseum/

知財本部の場で、久夛良木健さんがゲームのアーカイブを構築すべきと主張し、実現方策を議論したことがありました。国の政策にまではなりませんでしたが、このような形で実現しているんですね。東京にも作りたいな。

ところで迫りくるゾンビを撃ち殺すこの非道で恐ろしいゲーム、2人で協力して撃ち続けていると、仲良くなるんです。

釣りアドベンチャー。520インチの巨大スクリーンの中で泳ぎ回る巨大魚たちをサオ型コントローラーで釣る。24人同時プレイの得点競技。
魚が食いつくと震えてリールが重たくなり、それを必死で巻き上げる。腕が痛くなります。

釣果。

ロボット館。DMM、タカラトミー、グローリー、三信電気、デンソー、日立マクセル、JiNSなどのロボット大集合。ロボット大国ニッポンの面目。
ロボットの格闘競技大会や、搭乗型ロボットを操縦する対戦なども用意されています。

とはいえ映像ものアトラクションがかなりスベっておりまして、ほほえましく目こぼししておりましたら、巨大プロジェクションマッピング「太鼓の達人」対戦。アンパンマンのテーマがテーマパークに響きます。なんでやねん的で大笑い。

「変なレストラン」。
バーテンは「ダニール」。手ぎわ悪くお酒を作ってくれます。

お好み焼きを焼く「アンドリュー」。焼かれたお好み焼きはビュフェに並びます。

ソフトクリームを作るのは「やすかわ君」。安川電機製なのですな。ベタですな。九州の会社だから許す。

「変なホテル」。

チェックインはこいつらが担当。ポーターロボットやそうじロボットも活躍。まぁ体のいいセルフサービスということなのですが。

部屋の中にいるチューリーちゃんが明かりをつけたり消したり朝起こしてくれたりするんだが、あんまり賢くないんで、結局手動に。

今度来るまでにもうちょっと成長しているかな。Alexaに置き換わってるかな。


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2017年8月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。