希望の党は穏健保守、改革保守の集団であって欲しい。
しかし、マスコミの報道ぶりを見ていると、希望の党にはウルトラ保守、自民党より右の集団だと誤解されかねない要素があるようだから、希望の党の候補者選びはくれぐれも慎重に進めていただきたいものである。
10月2日に第一次公認候補者の発表がなされる見込みだと報道されているが、候補者はそれぞれの分野の専門家で、即戦力になる人たちであって欲しい。
懸念されるのは、日本会議との関係である。
日本会議に属していたとしても、行動右翼などでは毛頭ないし、政治的にも社会的にも実際にはそれほど大きな影響力はないのだが、一般の国民には本当のことはなかなか伝わらないものである。
何事も最初が肝腎である。
希望の党のイメージづくりに支障となるような要因は、出来るだけ取り除いておいた方がいい。
時間が許せば、是非とも候補者公募を実施してもらった方がいいのだが、まあ、今となっては遅すぎるだろう。
出来るだけいい人が選ばれていますように。
今は、そう、祈るだけである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年9月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。