早朝ラジオ生出演で心がけた「3つのこと」

昨日は文化放送の情報番組ハピリーに出演しました。生放送と言うことで、朝の9時前に浜松町にあるスタジオに入り、10分ほどの簡単な打ち合わせで、いきなりの本番です。

同じ番組に出演していた横山光昭さんにスタジオで入れ替わりに遭遇(写真)。9時過ぎからの本番では、パーソナリティーの玉川さんのテンポの良いトーク乗せられて、気持ちよくお話することができました。

セミナーでお話する機会は多いですが、今回はラジオを聴いているリスナーさんが対象。しかも、週末の朝のラジオです。いつものセミナーモードではなく、次のようなことを心がけました。

1.明るいトーンでポジティブに
土曜日の朝の情報番組ですから、週末のスタートを気持ちよく始めたいという人たちが聞いているはずです。同じ資産運用がテーマでもネガティブな話や、暗い話ではなく、将来に希望が持てる前向きな内容を心がけました。まずは興味を持ってもらうことが大切です。

2.専門用語をできるだけ使わない
資産運用に興味のない人にとっては、専門用語はさらに追い打ちをかけるように興味を失わせます。できるだけ平易な言葉で誰にでも理解できるように意識しました。専門用語を排除して「お金の話=難しい」という固定観念を取り払わないと、内容が頭に入っていきません。

3.話す内容をあれこれと欲張らない
限られた時間で、たくさんのことを一気に話そうとすると、予備知識の無いリスナーは混乱します。伝えたいポイントを「投資には株や投資信託以外にも色々ある」「分散することが大切」「お金は目的ではなく人生の夢を実現するための手段」の3つに絞り、繰り返し話すようにしました。

自分が伝えたいことが、果たしてどこまでリスナーのみなさんに伝わったかわかりませんが、ラジオを聴いていた知り合いからは「分かりやすかった」と早速コメントもらい少しホッとしました。

資産運用に興味はあるけれども、何から始めて良いのかわからないという人はまだ多いと思います。ラジオの仕事で、1人でも多くの人が将来のお金の不安から解消されれば、うれしいです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年10月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。