聴覚障害児入所施設「金町学園」は存続の方向へ!

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日は都庁の真裏にある新宿中央公園にて、様々な「個性」が集まり障害者スポーツを中心としたアクティビティを楽しむイベント、

ダイバーシティ・パーク in 新宿
http://dsp-tokyo.net/

が開催され、参加をして参りました。私がかねてから応援をしておりました聴覚障害児入所施設「金町学園」を始めとする、聴覚障害者の方々がステージやブースに登場されるためです。

手話によるプレゼンテーションを頑張る生徒さんたち。

公園は車椅子テニスやバスケ、ボッチャなどのパラスポーツ体験イベントで盛り上がっておりました。

さて、以前に訪問してブログ記事に書いた通り、聴覚障害児たちが入所するほぼ唯一の入所施設「金町学園」は、平成30年3月末で閉鎖予定となっており、関係者たちが存続の道を模索していました。

東日本唯一の聴覚障害児専門入所施設・金町学園が閉鎖の危機!児童たちの生の声を直接聞いてきた
http://otokitashun.com/blog/daily/10328/

手話という「言語」を用いる人たちが集団生活を行い、ろう者の「文化」を継承いくためにも、入所施設が数は少なくとも存続していることは非常に重要です。

私も都側に存続を働きかけるなど行動してきましたが、所有する社会福祉法人の方針には行政は介入できないため、今ひとつ成果が出せず…

という状況でしたがこの度、金町学園の施設機能を引き取って下さる新たな社会福祉法人が見つかり、なんとか存続できる方向性で事態が動き始めたようです。

とはいえ、まだまだ超えるべきハードルはあります。

●施設を新設するための費用で、都の補助金が利用できるか
●自己資金となる部分を捻出できるか

など、私も行政・議会側からできることで、できるだけお力になりたいと考えています。

存続のために尽力されてきた、金町学園の浜崎学園長と、次女とパシャリ(今日は私が一緒の当番)。

ダイバーシティ・パーク in 新宿は、明日(10月1日)も夕方まで開催しています。

「聴覚障害児を支援する会」のブースでは手話教室の開催に加えて、美味しいコーヒーやメロンパンを販売しておりますので、お近くの方はぜひともお立ち寄りくださいませ。

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年9月30日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。