初「希望の党」での選挙

福田 峰之

本日から衆議院選挙、自民党公認以外で初めて選挙に挑みます。30歳で初めて選挙に挑戦して以来8回目の選挙が、希望の党公認となることなど想像してもいませんでした。支援組織ゼロ、後援会ゼロ、手伝いゼロ。その上、資金不足。正に自分自身リセットそのものです。

選挙事務所を探すのも、開設準備するのも自分とわずかなボランティア。それでも出来ることと言えば、ポスター貼り、街頭演説、ネット対策くらいなもので、人手がかかることは一切出来ません。30歳で初めて選挙に出た時の原点に立ち返ったというのが、正しい言い方かもしれません。

離党してみて、初めて自民党の組織力の凄さを実感しています。全てを持っている自民党、その全てがなくなった福田峰之ということでしょうか。連休前後だけでも、石破元幹事長、小野寺防衛大臣、菅官房長官、加藤厚労大臣、小泉進次郎副幹事長といった有名議員が東京5区自民党候補予定者の応援に来ていたようです。このメンバーは凄すぎるし、選挙戦が始まれば更に多くの有名議員が訪れる事になるでしょう。その巨大な組織力にわずかな勢力で挑むわけですから、ファーストペンギンは辛いものです。

僕の街頭は、希望の党と姉妹政党である都民ファーストの都議と区議、そしてボランティア。小規模ながらも思いは本当に熱いです。気持ちで繋がった選挙とはこういうものなのかもしれません。

離党して、自民党という大きな組織にはむかった行動をとった結果です。でも、手作り選挙、ボランティア選挙、自分自身が1からやり直す選挙、そして新たな出会いが溢れる選挙。この経験は決して後悔するものではありません。ただ選挙に挑む以上、それでも勝利したいです。

大きな像の足で踏み潰されそうになっても、選挙に勝利して、新たなチャレンジをしようとしている人たちに、希望を届ける事が出来れば、この選挙に大きな価値を見出すことが出来ます。さぁ、本日からスタートします。


編集部より;この記事は衆議院議員、福田峰之氏のブログ 2017年10月9日の記事を転載しました(文中、日付は編集部で補正)。オリジナル記事をお読みになりたい方は、福田峰之オフィシャルブログ「政治の時間」をご覧ください。