東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。
東京都議会は平成28年度(2016年度)の決算審査の特別委員会に加えて、常任委員会の事務事業質疑が行われました。私は決算は第2分科会に所属し、常任委員会は文教委員会ですが、どちらも所管は教育庁、生活文化局、オリンピック・パラリンピック準備局の3局が含まれます。
条例審査、契約案件といったテーマが絞られていて議論の的が絞られているわけではありませんので、幅広く議員一人一人の問題意識が見えるのと同時に、各議員の「力」が見えてしまうという緊張感がいつも以上という場面です。正直なところ、これに併せて11月1、2、4日はラグビーW杯に絡んで様々な行事がある中で、墨田区内では区立中学校の創立式典が入ってくるという頭の中の整理も中途半端な状況でした。
最終的に週明け月曜日13日に決算審査は私が自民党を代表して全局質疑に立ちます。上記にあるように分科会はあくまで分科会で、13日は公営企業会計所管となる事業を除く全ての事務事業が対象です。決算ですから、既に執行されたお金についての検証です。自民党に配分された時間は38分と短いですがきっちりと質疑を行います。
特に、都政改革本部が自信をもって平成28年度末に発表した「入札契約制度改革」について掘り下げようと考えています。
それにしましても、都議会自民党が野党になって、体力的な難儀を感じています。というのも、57人にいたのが22人です。かつては、各委員会にも3、4名が自民党から入っていましたので、どうしても一人で集めきれない資料などは他の委員に相談したりできました。ところが、今は全て1人ですから、質問を作成するだけでも四苦八苦しています。それ故、役人の皆さんとのやりとりも委員会直前になったりしてご迷惑をおかけしているなと感じています。
野党だと、スベシャリストの能力というよりは、ゼネラリストとしての処理能力が高まっていくかもしれないなと感じました。ここに、オリンピックの特別委員会が入ってくるわけです。どれもぬかりなく。オリンピックの質疑は24日。ここも力を入れていきます。
編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2017年11月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。