希望の塾の応募者が現在どの程度なのか分からないが、昨年希望の塾が開講して多くの人の心に火が点いたことを知っている。
何か自分にも出来ることがないかしら、と自分なりの目標探しをしておられた方々にとって希望の塾は、まさに自分の願いに応えてくれる最高の政治塾だったろう。
4000人近くもの方が希望の塾に応募した、というニュースを聞いた時には驚いたものだった。小池さんが起ち上がったことで、小池さんの後を追うように4000人近くもの人が起ち上った、ということである。
一人の人を起ち上らせることもなかなか難しい世の中なのに、小池さんは4000人近くもの人を覚醒させたのだから、凄い。
凡人の私たちにはとても出来ない見事な仕事である。
さすがに1年も経ってしまうと、小池さんの若い人を覚醒させる力も大分弱くなってしまうようだが、それでも私どもより遥かに大きな力がある。
私も早川学校や私の日々のブログを通じて、一人でも多くの若い人の心に火を点けようと努力しているのだが、なかなか思うようには行かないものだ。
やはり、希望の塾には頑張ってもらいたい。
希望の塾がさらに大きな力を発揮してくれる日が来るのを、私は切望している。
当初希望の塾の運営に当たってきた音喜多都議が、都民ファーストを離れ、来春、新しい政治塾を開講することになったようである。
結構なことである。
若い方々が音喜多さんの政治塾でどんなことを学び、どのように育って行くか、を見たいものである。
希望の塾はちょっと図体が大き過ぎて、細かいところまで手が届いていないような感じだったが、若い方々が政治塾を開催するようになればきっと若い方に優しい、斬新な政治塾になるはずである。
どういう方々が講師を務められるのか、ということに関心がある。
座学だけの政治塾、一方通行の政治塾は止めておいた方がいい。
若い方々が一緒になって作る政治塾。
そうなれば面白いはずだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年11月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。