社会の畳を柔らかく

柔道で1番良くないことの一つは、「投げられまい!」として、とにかく力を入れて踏ん張ること。

それでは、いつまでも自分から技をかけることもできないし、かえってケガをしてしまう。

投げられても、かまわない。

受け身を取って、立ち上がって、また相手の懐に飛び込んで。

投げられても、いいじゃないか。

また、受け身を取って、立ち上がって、また相手の懐に飛び込んで。

そうしているうちに、自然と体や技ができてくる・・・

恩師から何度も言われたことだ。

ところが、最近は、社会の畳が硬くなってきた。一度失敗すると、あることないこと厳しく批判されてしまう。失敗を怖れるあまり、ますます委縮してしまう。

僕は、「社会の畳を柔らかく」したい。
まぁまぁと、おおらかな心でチャレンジを応援したい

僕の、今年のミッションです。

もっと知りたい!
「みんなで貧しくなれば怖くない」という日本病

「次の次の東京オリンピックで金メダルを取りたい」という言葉に込めた中学生にこれだけは伝えたい大真面目な「3つ」のメッセージ

(僕が高校生のとき、地元大阪で開催された世界柔道選手権で優勝した棟田康幸先生と。)

<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。