元IT副大臣53歳のセカンドスクール(13)土曜夜のコザは何処の国…?

「SaturdayNightのコザは何処の国・・・?」

2回目の週末。今週末もオフは無し。新たな予習課題が終わっていません。先回りと、復習がクロスして授業が理解できる。このままだと、完全オフの土曜日は最後まで無理かもしれない。「Weekend」は、正に週の終わり。その週で学びきれなかった事を復習して、皆に追いつくための予備日だ。そう思うと週末に授業がないというのは、公平を担保する役割を結果的に担っているのだ。毎日、宿泊先のゲストハウスキャサリンと勉強&授業場所のスタートアップカフェ・コザ、それに買い物先のスーパー、この3箇所しか移動していない。

12時から18時まで、スタカフェで勉強して、18時から横浜の家族とのfacetime、そしてスーパーへの買物といつも通りの行動パターンで動いているとfacebook Messengerにメッセージが入ったのです。「社会課題解決型のファンドをやっている仲間が来るので一緒に食事でも・・」というものでした。スタカフェに行くとナカムラマコト代表から、仲間を紹介してもらい、いざ食事へと。

20時頃のコザの商店街。ゲストハウス・キャサリンもスタートアップカフェ・コザもこの場所にあるのに、今まで、週末のこの時間に外に出たことないので驚きました。とにかく、外国人が沢山いるのです。コザアメリカ米空軍基地のある街なので、ほとんどは米国軍人関係者だと思われます。

行ったのは、アメリカンレストラン「レッドキッチン・カフェ」。ハンバーガーが正にアメリカンサイズ、とにかく大きく一人で食べれるという予感すらしない。ポテトも大きいし、量も多い。53歳になるとたくさん食べるというより、美味しいものを少量というスタイルになっている。だけど、このハンバーガーとても美味しい。こんなアメリカンスタイルのハンバーガーを食べたのは大学3年時にアメリカ大陸旅行をして以来だ。店内も外国人だらけ、雰囲気はアメリカそのものだ。

コザは米軍施設と共に歩んできた街だ。地元出身のスタカフェスタッフは、米軍はもはや空気のようなもの。意識はしていないけどあるのが当たり前。そして、生活の中に普通にあると。週末のコザの街。お店の雰囲気。お店の種類。空軍基地入り口から続く商店は、TATOO、米国4大プロスポーツグッズ、刺繍入りジャンパー等の僕の育った街には存在しないものばかりだ。

ゲストハウスキャサリンに帰って来たのは、24時。このまま寝ては53歳の学生らしくないので、1時間だけ勉強することにした。意地でやってはみたけれど、あんまり頭には入っていない。

街はそれぞれ異なる成長と衰退を遂げる。コザの街、俗に言う「売り」がある。何の特徴もない市町村では不可能なことでも、この街なら・・・と実感した週末でした。

 

次回は「ついに恐れていた時が来た!」


編集部より:この記事は元内閣府副大臣、前衆議院議員、福田峰之氏のブログ 2018年2月2日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、福田峰之オフィシャルブログ「政治の時間」をご覧ください。