こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
本日、魂の予算特別委員会総括質疑が終了しました。
私の持ち時間は30分と短いものでしたが、入念に調査し、理論を重ね、準備をして臨んだので完全燃焼。
明日も重要な委員会質疑がありまして、そちらの準備がまだ完了していないので、本日は簡潔に質疑の雰囲気などを。
私からは、
●知事が約束した「築地を守る」の内容が変節していること
●築地再開発で「年間160億円」という収益スキームは破綻しており、政策的に有償所管換えをすべきこと
●特別顧問制度の廃止は、そのやり方もタイミングも間違っており、予算案としても問題があること
などを指摘し、市場移転と改革を前に進めるために政策論議を闘わせました。
途中、私が知事答弁を求めているにもかかわらず、他の局長が答弁をしようとする局面が続いたのですが、
「知事答弁を求めてます!時計を止めてください!」
という私の提起に対して、委員長には適切に対応していただけました。
議員が議場で知事に質問をするのは、当然の権利です。そうはいっても答弁から逃げ続ける知事もいる中、最終的には答弁に立っていただけた小池知事にも感謝いたします。
論戦の中で、小池知事は思った以上に熱くなられたようで、
「委員とは認識の相違がある」
「考えに相違がありますので、同意できません!」
と、何度か感情を露わにする場面がありました。ついでに中央卸売市場長も1回キレました(苦笑)。
「考えが違う」なんて、二元代表制で議員を務める誉れだと思います。
考えが違うからこそ、意見と政策をぶつけあって高めていく。これこそが議会の醍醐味です。
今回の質疑を通じて、築地に市場機能を残すのは不可能であること、収益性の観点から有償所管換え(売却)するしかないことなどが明らかにできたと思います。
動画だとなかなか時間をつくって見られない方々のために、明日以降に今日の質疑内容についてはブログで詳細に解説して参ります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年3月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。